『ゴメンナサイ』Buono!が映画初主演
人気アイドル、Buono!が映画出演する『ゴメンナサイ』の特別試写会(10月8日(土)汐留AXにて)に行って来たぞ。イベントにはBuono!本人も登場して、トークショーと映画主題歌「DEEP MIND」の生歌&ダンスも披露して盛り上げてくれたぞ。
メンバーは鈴木愛理(17)、夏焼雅(19)、嗣永桃子(19)。3人とも千葉出身である。Buono!の歌はビートのきいたものが多く、ロック寄りなところが他のアイドルユニットとひと味違っているところ。ノリノリでかっこいい音楽なのに、歌っているのはキュートな3人娘というこの組み合わせがたまらない。
『ゴメンナサイ』は、Buono!のメンバー全員がキャストとして出演したもので、ジャンルは学園ホラーだ。日本最大級のケータイ小説サイト「魔法のiらんど」で全国の女子中高生に「最も怖い」と評判の作品をホラー映画屈指の女性監督・安里麻里が映画化した。Buono!はこれで映画初主演にして、初めて映画主題歌を歌う。
作中で幽霊みたいな姿の女子高生を演じるのは夏焼。ぱっつんロングストレートのウィッグで演技しているが、このウィッグが気になっていた鈴木は、こっそり自分もかぶってみたことを明かした。「どうなるかなと思ってかぶってみたら、意外と全然変わんなかったんです」と満面の笑顔だった。
嗣永はBuono!のリーダーだ。マイクを持って話すときは必ず小指をピンと立てていた。嗣永はこの小指を「ファンの方からの愛を受信するアンテナ」と説明していたが、いつもの癖で撮影中もつい小指が立ち、そのたびに監督から「小指」と注意されて大変だったらしい。でも安里監督はこの日「映画の中で小指に注目していてください」と話していて、まんざらでもなかった様子だった。
嗣永はその徹底したぶりっ子キャラが人気を呼んでいるが、この日も「ゆるしてニャン」と猫ポーズを取ったり、「今回演じた役は普段の天使みたいに可愛いももちが、いつもとは真逆のいじめっ子の役をやっています」と語るなど、まさに面目躍如たるキャラぶりを発揮していた。
舞台挨拶が終わって帰ろうとすると突然着信音が。「ケータイ切っておくの忘れてた」と鈴木が携帯電話を取り出すと、そこにメンバーの顔入りストラップが! 意外な形で、ちゃっかり映画関連グッズも宣伝しちゃう3人。映画の方も意外な結末があるとのこと。お楽しみに。
『ゴメンナサイ』は、Thanks Lab.の配給で、10月29日(土)より、ユナイテッド・シネマ豊洲他にて全国順次公開。
2011/10/10 17:12