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神戸コレクション2011AUTUMN/WINTER レポート

9月17日（土）、「神戸コレクション2011AUTUMN/WINTER」の東京公演が行われた。今年の秋冬のトレンドがぎゅっと詰まったリアルクローズからコレクションブランドまで幅広いブランドを取り揃え、最新のファッションを披露する全4ステージのショー。東京公演の総入場者数は4972人。神戸会場の総入場者数は11548人と合わせると16520人を動員した。

今回の目玉は、世界の冨永愛が5年ぶりに登場したこと。IKKOがウィッグショーを披露したこと。スガシカオがライブステージに登場したこと。妊娠中の藤本美貴が登場したこと。そして、AKB48の篠田麻里子が神コレに初登場したことだ。篠田はタイガー魔法瓶のスペシャルステージにシークレットゲストとして登場し、この日一番大きな歓声に迎えられていた。

今回の筆頭モデルは加藤夏希だった。加藤夏希は登場6回とも最も重要とされる先頭モデルを務めた。JJモデルからは、他に神戸蘭子、オードリー亜谷香、Nanamiらが登場した。ゲストモデルには、メロディー洋子、水原希子、熊田曜子、小倉優子、ほしのあき、トリンドル玲奈、松島花、LIZA、黒田エイミ、葛岡碧、絵美里らが出演。オープニングはヨンアが、フィナーレは三浦翔平が務めた。この日の最多出演回数は浦浜アリサの7回。

イベントの圧巻はラルフ・ローレン・コレクションだった。ニューヨークからのインポートブランド。これには神コレのトップモデル10名が総出演。永遠のエレガンスをテーマに流行にとらわれない独自の世界観を表現していた。

今回のテーマは「おんなたちに太陽を。」であった。このテーマには東北大地震で被災した人たちに「夢を諦めないで」というメッセージを届けたいという思いが込められていた。古くから西洋文化が自然に身に付いてきた港町・神戸。ここ神戸もかつては大地震で被災した町である。その後、世界中の人々から支援されて、再びファッションのメッカとして復興した。「神コレ」は、2002年、経済復興の一環として、神戸のファッション文化を全国に世界に届けるために生まれたイベントである。年に2回の開催で、今年で9年目を迎えた。アジアにも進出し今年の上海公演では過去最大の来場者数を記録している。この「神コレ」を通じて東北が元気になってくれればと願っている。

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