アイドリング!!! 遠藤舞の舞台挨拶に横山ルリカが乱入

『喧嘩番長 劇場版~一年戦争』

5月14日(土)、ワーナー・マイカル・シネマズ板橋にて、『コネコノキモチ』が公開され、同作に主演しているアイドリング!!!リーダーの遠藤舞(22)が舞台挨拶に立ったが、この席に、たまたま隣のスクリーンで上映されていた『喧嘩番長 劇場版~一年戦争』の舞台挨拶に来ていた同じアイドリング!!!の横山ルリカ(19)らが途中から乱入するハプニングがあった。2人はアイドリング!!!の裏話をたっぷりと披露して盛り上げてくれたぞ。

『コネコノキモチ』は、猫好きには最もレアな人気がある短足猫のマンチカンが大活躍する動物映画で、遠藤舞は主題歌も歌う。同じアイドリング!!!の外岡えりかが友情出演しており、アイドリング!!!の中核的二人の共演が見ものである。

一方『喧嘩番長』は人気ゲームを映画化した作品で、吉本芸人の西島永悟(エリートヤンキー)が主演している。1年前に作られた『喧嘩番長 劇場版~一年戦争』のリブート版ともいえる続編だが、前作主演の綾部祐二(ピース)と、前作ヒロインの谷澤恵里香(やはりアイドリング!!!)からバトンを受け取った形になる。

つまり、この2作の共通点といえばアイドリング!!!メンバーが出ているということ以外にない。なによ、このミスマッチは。まあいいけど、こういう掟破りなカップリングPRが、我が道をゆく映画会社ジョリー・ロジャーの作品っぽいところで、さすがやることが他とは違う。

『コネコノキモチ』の舞台挨拶は非常におとなしい、上品な舞台挨拶だったが、その静寂をぶちやぶって『喧嘩番長』のメンバーが殴り込んで来たときには、そのあまりの場違いぶりに、さすがの西島も緊張したようだ。しかし、横山が「なんで皆さんこんなに静かなんですか? 皆さんこんにちはー!」とスピーカーが破けるくらい大きな声で挨拶してから場の空気がガラリと一変した。人気ゲームといえば「戦国IXA」の初代キャンペーンガールをかけたアイドリング!!!合戦の乱では横山がその栄冠を勝ち取ったり、写真集がゲーム会社から出版されるなど、何かとゲーム業界に強運がついている横山だが、『コネコノキモチ』の高橋栄樹監督もこの横山のはちきれんばかりの元気に圧倒されてたじたじ。「彼女の後だと喋りにくいですね」と苦笑いしていた。

同じアイドリング!!!メンバーということで、遠藤は「なんか不思議な感じですね」とコメント。横山も「昨日も仕事で会ってるから、おはようという感じだよね。変な感じ」と同意したが、横山曰く「あまりアイドリング!!!って個人の話とかそんな深くしないんですよ」とのこと。そのうちアイドリング!!!は仲が悪いんじゃないのか?という話題になったが、横山は「まいぷる(遠藤舞)が猫と戯れる映画撮ってるのも知らなかった」と語り、遠藤を差して「いつもこんな服着ないし」と交戦的態度を取ると、遠藤も負けじと横山を差して「言ってもルリカだってこれコスプレですからね」と応戦するなど、二人の気の置けない仲良しぶりがうかがえた。

西島は、自分が主役なのに、マスコミカメラマンが遠藤と横山しか撮ってないのを見て、ちょっぴり不満げ。「誰も僕のこと撮ってないでしょ。まあ、誰を撮るかは皆さんの自由ですけれど」とアイドリング!!!の二人に嫉妬する一幕もあった。

『喧嘩番長』の東海林毅監督は、このどさくさに紛れて、『コネコノキモチ』を見に来た観客に「『喧嘩番長』は、可愛い動物がいっぱい出てくる映画です。見に来てください」とPRし、「出てこない。出てこない。嘘はいけませんよ。嘘は」と鯨井康介からツッコミを入れられていた。

『コネコノキモチ』は、シネマート六本木、ワーナー・マイカル・シネマズ板橋ほか、『喧嘩番長 劇場版~一年戦争』は、ワーナー・マイカル・シネマズ板橋ほかにて全国順次公開中。

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2011/05/15 23:10

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