台湾ドラマ界のトップスター、ジョセフ・チェンが握手会のために来日

ジョセフ・チェン

2月6日(日)三宅坂ホールにて、アジアの人気スター、ジョセフ・チェン(28)の写真集「A FILM BY JOSEPH CHENG」の発売記念イベントが行われ、ジョセフ・チェンが来日、ファンの前でトークショーと握手会を行った。

ジョセフ・チェンは、台湾の俳優・モデル・歌手。現在28歳。ドラマに多数出演。『薔薇之恋〜薔薇のために〜』は台湾で最も視聴者に愛された作品に選ばれ、『イタズラなKiss〜惡作劇之吻〜』は台湾で視聴率ナンバー1を獲得した。主演最新作『国民英雄-X』は初めて挑む社会派サスペンスドラマ。日本でもDATVより3月4日(金)21:00から放送が決定しており、日本でもますます人気が高まってきているところ、この過密スケジュールの中、1日だけの滞在だが、このイベントのためだけに来日が実現した。当然ながらホールは満席。1回ではファンが場内キャパシティに入りきれず、3回に分けてイベントを行うほどの売れっ子ぶりだった。

ジョセフは登場すると「こんにちは! ぼくはジョセフでーす。お久しぶりでーす」と日本語で挨拶し、ファンの歓声に応えていた。客席からは「カワイイ!」という声もちらほら聞こえた。

この写真集は、ただの写真集ではない。ジョセフ自身によるフォトエッセイである。モデルのルックスを前面に押し出したようなアイドル写真集の類いとは違っており、もっと写真に漂う空気感、ストーリー性を重視したものである。それは、ハリウッドから、ビバリーヒルズ、グランドキャニオン、ラスベガスとアメリカ西海岸を舞台に繰り広げるジョセフを巡る8つの物語。自ら自分をプロデュースし、エッセイも執筆した。今回発売された写真集はジョセフのエッセイを日本語に翻訳して編集したものだ。お気に入りの写真をファンにも見せていたが、砂漠でジョセフが寒そうにこわばっている写真であり、ジョセフは写真を見せながら日本語で「ちょーさむい!」と言っておどけていた。

「グランドキャニオンに行ったときには、景色がすごく壮大で、報われる感じだった」と語るジョセフ。映画を人生になぞらえることが写真集のテーマ。ハリウッドに来ての撮影では古い映画女優をイメージして挑んだという。エッセイの分量もかなりのもので、読み物としてもかなりの読み応えがある内容だ。ジョセフを見るための写真集というよりは、ジョセフの描く世界を見るための写真集といったところ。

「A FILM BY JOSEPH CHENG WHAT A BEAUTIFUL LIFE! 監督・主演 ジョセフ・チェン」は、竹書房より本日から7,350円で発売中だ。(文・澤田英繁)

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2011/02/07 0:52

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