『ケータイ刑事』4年ぶりの劇場版のために大政絢、岡本あずさ、岡本杏理が集結

『ケータイ刑事』

2月5日(土)池袋テアトルダイヤにて、『ケータイ刑事 THE MOVIE 3 モーニング娘。救出大作戦!〜パンドラの箱の秘密』の初日舞台挨拶が行われ、主演姉妹を演じる大政絢(20)、岡本あずさ(18)、岡本杏理(16)、劇中ズッコケコンビ”トミーとマツ”を演じる松崎しげる(61)と国広富之(57)、監督の安藤尋(45)、プロデューサーの丹羽多聞アンドリウ(46)が登壇した。

女子中高生が難事件を解決していく『ケータイ刑事 銭形シリーズ』は、BS-TBSの人気ドラマ。8年前に産声をあげ、これまでに宮崎あおい、堀北真希といった後の大スターを輩出し、若手女優にとっては登竜門的な作品と言われている。

本作はその4年ぶりの劇場版の新作となる。今や連続ドラマの常連となった6代目の大政絢から、7代目岡本あずさ、そして当代・岡本杏理の3人が一堂に会するということで、松崎しげるも「一人でもおいしいのに、3人も集まってるんですよ!」と鼻息をあらげている。しかも本作では、あのモーニング娘。が本人役で出演している。モー娘。を抹消するという脅迫状が届き、高橋愛らメンバーが忽然と姿を消し、銭形姉妹がこの謎の事件に挑む。国広富之も「美女8人と共演したんです!」と興奮覚めやらない感じだった。なお、去年までのモー娘。ラインナップはこの映画が見納めとなる。

この日は、丹羽プロデューサーが主演の三人に卒業証書を送るサプライズもあった。何も聞いていなかった3人はちょっとびっくり。館内BGMに「あおげば尊し」がかかったところで、大政も思わず笑ってしまったが、プロデューサーが読み上げる卒業証書の内容はかなり真剣なもので、「以下同文」ではなく、ひとりひとりのために丁寧に丁寧に30行に渡って書かれてあった。それは田舎から東京に飛び出して一生懸命頑張ったことや、舞台公演で座長を務めたことなどに対する深い感謝と愛情に満ちたもので、撮影の苦労や感動などが一気にフラッシュバックするには十分過ぎる内容だった。最初はニコニコ笑っていた大政もだんだんとじーんとしてきた様子。岡本あずさも体がほてってきて両手で顔をあおいで必死で涙をこらえていた。

『ケータイ刑事 THE MOVIE 3 モーニング娘。救出大作戦!〜パンドラの箱の秘密』は、現在公開中。(文・澤田英繁)

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2011/02/07 1:12

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