全米の大人気ドラマ『SUPERNATURAL』を日本が完全アニメ化

GACKT

2月3日(木)六本木にて、『SUPERNATURAL: THE ANIMATION』のワールドプレミアが行われ、声優キャストの内田夕夜(45)、東地宏樹(44)、日髙のり子(48)、朴璐美(39)、そしてGACKT(37)が登壇した。

『SUPERNATURAL: THE ANIMATION』は、アメリカの大ヒットテレビシリーズ『SUPERNATURAL』を日本でアニメーションシリーズ化したもの。アメリカのテレビシリーズのアニメ化は世界初の試みとなる。制作は『時をかける少女』、『サマーウォーズ』などジャパニメーションの底力を世界に見せつける日本屈指のアニメスタジオMADHOUSE。ワールドプレミアにはMADHOUSEの丸山正雄社長(69)も出席した。

丸山社長の呼び込みで内田、東地、日髙、朴が登場すると、司会のLiLiCoは「お二人かっこいいですね〜」と主演の二人についうっとり。これを受けて日髙も開口一番「スタジオに最初に来て思ったのは、主演のお二人がなんてイケメンなんだろうって」と話し、会場を沸かせた。内田、東地は「やめてください」と照れるばかりだった。

オリジナルの実写を、アニメがいかにして超越できるかということで、内田は「ハイウェイのところに入っていって銃を撃つシーンがあるんですけど、こういうスピード感とかアニメでしか出せないなと思いました」とコメント。東地は「全体に流れる絵の色の雰囲気とかが、自分が小さい時に見た、何か怖い物を見たという、僕で言うと『妖怪人間ベム』だとか(会場笑)、全体に流れるテーマを色や影で描けるというのは実写との違いだなと思いました。実写とアニメと同じ事を描いているところがあるので比較してみてください」とコメントしていた。

続いて朴にマイクが渡り、「私、男の子の役で呼ばれたと思っていたら女性の役で、あっ、その前に、お二人がイケメンだなと思いました」とコメントの途中で思い出したように主演の二人を持ち上げたので会場は大爆笑。内田と東地もすっかり笑いのネタにされて「黙れ!」と笑っていた。

ワールドプレミアでは、実写版主演のジェンセン・アクレス、ジャレッド・パダレッキと、製作総指揮のエリック・クリプキによるビデオメッセージも上映された。クリプキは日本のアニメ版に対してかなり興奮気味に語っていて一ファンとして応援している様子だった。東地も「プロデューサーが本当に良いと思ってるのが伝わってきて光栄です」と嬉しそう。なお、Bluray&DVDには英語吹き替え音声も収録されるが、ジャレッド・パダレッキその人が吹き替えに当たっているとのことで、その点からもこのアニメをハリウッド公認しており、世界観を共有していることがうかがえる。

いよいよスペシャルゲストのGACKTが登場すると、それまでの賑やかなムードもがらりと変わって、観客は皆GACKTにじっと注目して真面目に話を聞いていた。GACKTは「声優っていう仕事は、表現するという上ではどの仕事がどうという違いはないんですけど、魂を吹き込むというのは声優の醍醐味だと思います。実写で表現できなかったことをアニメとして表現して世界に発信できるのはすごいことだと思うし、そこに関われることは素晴らしいことだと思います」とコメント。「人見知りな僕は端っこでキョロキョロとしてたんですけど、今日のり子さんに”お会いできて光栄です”と、やっと言うことができました」とユーモアも交えて話していた。

『SUPERNATURAL: THE ANIMATION <ファースト・シーズン>』Blu-ray&DVDは2月23日からワーナー・ホーム・ビデオより発売。GACKTのライブDVD「YELLOW FRIED CHICKENz 煌☆雄兎狐塾〜男女混浴美濡戯祭〜THE DVD」はエイベックス・エンタテイメントから発売中。(文・澤田英繁)

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2011/02/06 0:00

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