ロマコメ新女王キャサリン・ハイグルの『キス&キル』公開。『ナイト&デイ』と直接対決。

『キス&キル』
(c)2010 Lions Gate Films Inc. All Rights Reserved.

イベントにて

アシュトン・カッチャーとキャサリン・ハイグルのダブル主演でおくるアクション・コメディ『キス&キル』がただいま絶賛公開中だ。アシュトンは『ベガスの恋に勝つルール』、『バレンタインデー』に主演、キャサリンは『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』、『幸せになるための27のドレス』に主演。いずれも作品は評価が高く、二人とも今最も旬なロマンチック・コメディ・スターといわれている。この二人が共演することで、とびきりキュートなラブ・エンタテインメント映画が誕生した。

フランスのニースで出会い、ロマンチックな恋をして結婚した夫婦。完璧なはずの結婚だったはずが、夫には大きな秘密があって、実はCIAの凄腕の殺し屋で、命を狙われていた。妻を巻き込んで男女二人の命がけの大冒険が繰り広げられる。

アクションの中に笑いがいっぱいあって、ロマンスがあって、いかにもアメリカ人が好きそうな内容。イギリス・フランスでも初登場1位になる大ヒットを飛ばした。今回は邦題が断然いいので、日本でのヒットも大いに期待できる。

キャサリン・ハイグルがもう本当に可愛くって・・・。今アメリカで一番人気のある女優のひとりだ。キャメロン・ディアス、リース・ウィザースプーンに続くロマコメ女王の座は確実のもの。監督も『キューティ・ブロンド』のロバート・ルケティックだから御墨付きである。

日本ではちょうどご先輩方であるトム・クルーズとキャメロン・ディアス主演の『ナイト&デイ』が公開中だが、これは強力なライバル登場だ。どちらもラブ・アクション・エンタテイメントというジャンルで魅せる作品だけに、ベテラン二人と彼らよりも10歳若い二人のガチンコバトルが楽しみである。

ところで、11月29日、六本木にて、本作のテレビスポットに出ている東幹久(41)が、作品のPRのため、夏川純(30)と共にトークショーを行った。東は「デートムービーに最適」と本作をイチオシ。アシュトンのことを「あの甘い顔。男から見ても嫌味がない」と言ったがその言葉に偽り無し。「アクションなのに、セリフのキャッチボールができてる。リアルに生きてるアクション。こう来るかという展開がある」とべた褒めしていた。

一方、夏川は「運命的な出会いから結婚という、女なら誰もが憧れるストーリー」とコメント。アシュトンは最初の登場シーンで見事に鍛え上げた肉体を披露しているが、夏川は「私も筋肉フェチなので、かっこいい! きゅんとなりました」とメロメロの様子だ。

余談だが、お父さん役とお母さん役についても注目してもらいたい。お父さん役は『未来警察』のトム・セレック。久々にノリノリで演じているが、昔とルックスが全然変わってなくて、登場しただけで笑いが沸き起こってしまう。お母さん役は、これがどこかで見たことがある顔。実は『ホーム・アローン』のキャサリン・オハラ。脇役たちのどこかとぼけたコミカルな演技もまた見ものである。

『キス&キル』は、ギャガ配給で、12月3日(金)からTOHOシネマズ有楽座他で全国ロードショー中。

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2010/12/06 2:21

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