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『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』ロン役のルパート、シリーズ完結の寂しさと開放感を告白

『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』

 11月18日(木) 六本木・グランドハイアット東京にて、人気シリーズ最終章の前編となる映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』の記者会見が行われ、主人公ハリーの親友ロン・ウィーズリーを演じるルパート・グリント、ロンの妹でハリーの恋人ジニー役ボニー・ライト、ハリーの友達ルーナ役イバンナ・リンチの3人が出席して同シリーズの最新作をPRした。この日の記者会見には、ハリポタファンのブロガーが9名が招待されており、質疑応答に参加したり、会見後にはあちこちで記念撮影が行われる一風変わった光景が見られた。

 ルパートの来日は、同シリーズ第3作目『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』の2004年6月キャンペーン以来で、6年5カ月ぶり2度目。イバンナとボニーは映画PRでは、今回が初来日。前日に来日した成田国際航空では、ファンの熱烈な歓迎を受けた3人。イバンナは「昨日、暖かい歓迎を受けました。(日本語で)アリガトウゴザイマス」と挨拶し、ルパートは「日本は僕の一番好きな国の1つでエキサイティング」と感謝のコメントを述べた。

 これまで全シリーズに出演してきたルパートは「確かに長い時間がかかり、ロンも僕も成長しました。僕にとってものすごく大きな存在で、ハリーポッターシリーズは人生といってもいいくらい」と自身の俳優人生を振り返り、「この作品に出会う10年前まで生活のことが、ほとんど思い出せないくらい大きな意味を持っています。これで終わりと思うと悲しい感じ。2度ロンになれないと実感が湧いてきていて、撮影の最終日には心が空っぽになった感じがしました。でも、撮影の一瞬一瞬を楽しみ、出演したことを誇りに思う。それが終わった今は開放感も感じている」とロン役を演じ終えた心境を語った。

 第5作目『不死鳥の騎士団』オーディションで1万5000人の中から選ばれ、ホグワーツ魔法学校の生徒で風変わりなルーナ役を勝ち取ったイバンナは、原作とルーナ役の大ファン。同役を演じる前に(原作者の)J.K.ローリングに手紙を出したところ「”あなたなら出来る”と手紙の返事をいただき、自信をもらいました。ルーナは常に可能性を見つめている少女で、役柄を通してチャンスや可能性など色々教わりました」と裏話を披露した。

 第1作目の出演時に9歳だったボニーもシリーズの全作品に出演した1人。当時を振り返り、「子供で何も分からず現場にいました。それから最後の最後まで毎日が学びと新しい経験の連続でした。同じような年代のキャストらが作品を通じて一緒に成長したと思っています。撮影が終わった事で、これまで素晴らしい経験を思い出し、寂しい気持ちになっています」と胸の内と明かすとともに作品の出来に自信を見せた。

 最終章の前半にあたる本作の見どころについてイバンナは「(前後編にしたことで)いままでより展開がスローになり、3人の関係がより深く描かれています。原作の雰囲気をうまく表現していると思います」と原作者の大ファンでもある自身の視点から作品の魅力をアピール。ルパートは「今回は、制服を脱ぎ、ホグワーツ学校がなく、ダークで大人の雰囲気の感じがしてこれまでの作品とは違います。3人(ハリー、ハーマイオニー、ロン)の関係が変わっていくし、ロンは嫉妬をするし、段々と精神的に追い詰められるなどかなり複雑な役に挑戦できたことは楽しかったです」とこれまでと違うテイストの作品と役柄に自信を見せた。

 最後に来年7月15日に公開される最終章の後編PART2についても触れ、「ロンとハーマイオニーとの関係が描かれ、また、戦争映画に近い要素もあるので、楽しみにしていてください」と期待感を煽った。

 同作は、シリーズ初となる前後編で構成される最終章の2部作の第1弾。ホグワーツ魔法魔術学校の最終学年である7年生となったハリーたちが、世界中を闇に包みこむ宿敵ヴォルデモート卿を倒すカギとなる分霊箱を捜す危険な冒険に旅立つ。ふとしたきっかけで亀裂が走るハリーとロンの友情も、物語の重要な要素になっている。

 映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』は、11月19日(金)より全国公開中。映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』は、2011年7月15日(金)より丸の内ピカデリーほかにて全国公開。(文・写真:沢登健)

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2010/11/21 23:10

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