加藤清史郎『おまえうまそうだな』これが本当の草食系・肉食系

『おまえうまそうだな』

9月26日(日)、有楽町にて、アニメ映画『おまえうまそうだな』の完成披露試写会が行われ、キャラクターの声をあてた加藤清史郎(9)、原田知世(42)、別所哲也(45)が登壇した。

この年は六本木ヒルズで「地球最古の恐竜展」が開催されるなど恐竜ブーム一色だった。子供たちにとって、いつの世代でも、恐竜人気は永遠に廃れることを知らない。本作は人気絵本作家宮西達也の代表作『ティラノサウルス・シリーズ』を映画化したもの。恐竜好きの子供たち、強いメッセージに共感する保護者に圧倒的に支持されて、累計150万部を突破した。

カワイイ恐竜の衣装で登場した清史郎くんも『ティラノサウルス・シリーズ』の大ファンだったというが、舞台では「普段から『ティラノサウルス・シリーズ』が好きでした。ヤッター!ということで、ウマソウ役ができると思って嬉しかったです」と挨拶し、別所から「店長、しっかりしてますね」と褒められていた。

去年から草食系、肉食系という言葉がブームになったが、この映画ではまさに草食と肉食の共存を描いている。司会者が登壇者全員に草食系か肉食系か質問すると、清史郎くんは「肉が大好きなので、僕は肉食です」、原田は「私は野菜が好きなので草食です」、別所は「この図体。見ていただいた通り肉食です」と回答。あっちの意味ではなく、本来の言葉の意味で回答していたのが興味深かった。

この日はさらに特別ゲストとして、巨大な肉食恐竜がステージに乱入した。この肉食恐竜、着ぐるみとは思えないほどリアルで、のしのし歩いて、大人の目で見てもなかなかの迫力。子供の目にはこれはあまりにも怖すぎた。ついにはわんわん泣き出す子も出て来て、清史郎くんは「大丈夫だよ。噛まないから」とお兄さんらしい優しさを見せていた。

おまえうまそうだな』は、東京テアトル配給で10月16日(土)より全国ロードショー。

[PR] 戦国時代カードゲーム「秀吉軍団」好評発売中

2010/10/04 1:22

サイトのコンテンツをすべて楽しむためにはJavaScriptを有効にする必要があります。