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溝端淳平『君が踊る、夏』で高知県民の人柄に触れてじんわり

『君が踊る、夏』

7月13日(火)、有楽町にて、『君が踊る、夏』の完成披露試写会が行われ、溝端淳平(21)、木南晴夏(24)、五十嵐隼士(23)、大森絢音(11)、宮崎美子(51)、高島礼子(45)、香月秀之監督(53)が登壇した。

『君が踊る、夏』は、高知のよさこい祭りを舞台にした作品。小児ガンと闘いながらも笑顔でよさこいを踊る少女をモデルにして映画化した感動の青春映画である。

本作は様々な高知の名所が登場する言わばご当地映画。高知県民が全面的に協力して撮影された。登壇者はみな口を揃えて高知ロケが本当に楽しかったと言い、溝端は「高知の人の人柄に元気をもらいました。ラストシーンの撮影のとき、昼間に時間があったので、高知の本屋さんに行って、ある本がないか聞いたんですけど、そのときは「すいません、ないです」って言われたんですけど、夜になって撮影が終わったら、ファンの方から本をもらって、その本が昼間探していた本だったんです。ファンの方のお母さんが本屋で働いていて探して持ってきてくれたんです。高知の人の温かさに触れました」と具体的な例をあげてその喜びを伝えていた。

木南は撮影の思い出について「最後に高島さんプレゼンツでボウリング大会をしまして、それがすっごい楽しかったです」とコメント。高島は「私は出番の割には高知滞在が長くて、みんなががんばってるのを見て、自分も何かできないかと思いまして、私の主人が高知出身ですから、主人とよく相談していました」と言い、ボウリングの場所などもすぐにセッティングしたという。さらに「主人は方言の指導もしてくれて、私よりも先に方言のテープを聞いてすぐにダメ出ししてくれました」とのこと。キャストの中でも実に頼もしい存在だったようだ。

大森は「木南さんと淳平さんと五十嵐さんと仲良くなりました」とちゃんと3人の名前をあげるしっかり者だった。溝端に「なんで淳平さんっていうの? いつもと呼び方が違くない? いつもの呼び方で呼んでよ」とリクエストされても「だってさすがにここでは・・・ダメです!」ときっぱり断っていた。すると五十嵐が可愛い声で「じゅんじゅん」と呼び、溝端は「お前に呼ばれても何とも嬉しくないから!」と苦笑して会場は爆笑の渦に。現場では溝端は「じゅんじゅん」、木南は「きなちゃん」、五十嵐は「ラッシー」というあだ名で呼ばれていたという。

最後に締めくくりとして、溝端が挨拶したが、今回の撮影を通じて人としてまた一回り成長した様がうかがえる名スピーチだったので、そのまま引用しておく。

「長くなるかもしれないですけど、本当にこの作品に携わらしてもらって、すごく気合いも入っていたし、主役として自分がどんどん引っ張っていかなきゃいけないなと思っていて、弱みをみせちゃいけないと思ってたんですけど、結果監督キャストの皆さんにすっごく助けられました。今回は監督が「カメラの前に役として立ってくれたらいいから、それにみんな合わせるから」といっていただいて、本当に素晴らしいスタッフの皆さんに支えられたし、キャストの皆さんにもお芝居で引っ張ってもらったし、五十嵐君にも僕をライバルとして発憤させるようにあえてやっていただいたし、まわりの人に助けられたなと思うんですよ。この間、阿部寛さんと一緒に仕事させてもらったときに「主役というのは引っ張っていったり、自分から提案してどんどんやっていくだけじゃなくて、まわりの人に支えてもらって、まわりの人に染められて、まわりの人に担いでもらう。そういう風にしたいと思ってもらえるような存在でいることが主役として一番大事なんだ」とおっしゃっていました。僕もこのときはもう自分でいっぱいいっぱいで、自分で引っ張るみたいに思ってたけど、結局は色々な人に助けられて初めて成立した作品なんだと実感しました。この映画はただの青春映画じゃありません。終わった後に爽やかな涙が出ると思います。終わった後に自分の大切な人に電話をかけてもらいたいなと思います。そうするとすごく優しく話せるんじゃないかとそういう風な気持ちにさせてくれる映画です。ぜひ楽しんでいってください。」

この映画のキーワードは「笑顔」。見終わった後、爽やか泣ける最高の笑顔を、ぜひスクリーンで確かめてもらいたい。『君が踊る、夏』は東映の配給で、9月11日(土)より全国公開。

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2010/07/20 3:37

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