『セックス・アンド・ザ・シティ2』主演キャスト4名来日!「コンニチハ」と日本語で笑顔の会見
5月31日(月) 東京・六本木ヒルズアカデミーにて、全世界の女性ファンを熱狂させた人気TVシリーズの映画化第2弾『セックス・アンド・ザ・シティ2』来日記者会見が行われ、主演のサラ・ジェシカ・パーカー、キム・キャトラル、クリスティン・デイビス、シンシア・ニクソンの4人とマイケル・パトリック・キング監督が登壇した。
サラは2007年3月以来で3年2ヶ月ぶり3度目、キムは2度目も実に22年ぶりと久々の来日となった。クリスティン、シンシアは初来日。今回、主演4人揃って来日するのは貴重な機会を逃すまいと、この日はなんと550媒体(スチール100名、ムービー50名、記者400名)ものマスコミが集まった。
別室で行われたフォトセッション(写真撮影)後、会見場に主演の4人とマイケル監督が登壇すると、割れんばかりの大きな拍手と声援が響き、大盛況の中での異例の記者会見となった。
マイケル監督が開口一番、「コンニチハ!」と日本語で挨拶。すると、キム、サラ、クリスティン、シンシアが、「コンニチハ!」と笑顔で次々に日本語で挨拶して会場をわかせた。主演のキャリー役を演じるサラは、「全員揃って来日できたことをとても嬉しく思います。皆さまの暖かい歓迎に本当に感謝しています。日本のファンの皆さんの愛を感じます。明日行われるプレミアイベントでは、ファン一人ずつにお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございます」と感謝のコメントを口にした。ミランダ役のシンシア・ニクソン、シャーロット役のクリスティン・デイビスも前日の空港での歓迎ぶりには流石にビックリした様子で、来日した喜びと共に感謝の言葉を語った。サマンサ役のキムは、「(日本語で)こんにちは。日本に戻って来ることができ、嬉しいです。ありがとう!(英語で)日本語のアクセントはどうです?」と挨拶すると、「グレイト!」と幾つもの喝采を受けると満面の笑みを浮かべた。
放送開始の1998年から実に12年もの間、同じ役を演じ続けていることに問われたサラは、「大好きな役柄をこれだけ長い間、演じることができるのは光栄だと思います。また、私たちキャリアの中でも本当に稀で、ある意味もう1つの人生を送っているような気もします。これだけ長い間放映されていると、私を役柄のキャリーだと勘違いする人もいて、それを時々鬱陶しく感じてしまうこともあります」と心情を正直に吐露。しかし、「世界中で作品を観てる人がいて、私を知ってくれていることが、嬉しくて光栄。感謝の気持ちの方が大きい!」と喜びを感慨深い様子で語った。
『SATC』の見どころの1つと言えば、最新流行のファッション。サラは、「SATCシリーズで衣装を担当しているパトリシア・フィールドは、日本が大好き。ユニークで個性的な日本の女性ファッションが、シーズン2以降のキャリーのファッションは影響を受けている」と秘話を明かし、女性ファンを喜ばせた。1番好きな衣装については、選ぶのが苦手と言いながらも市場でのマドローの靴を選択。これは、映画用に特別にデザインされただけでなく、自身においても思い出深いシーンだという。
記者会見中は笑いが絶えず、退場の際には手を振ったり、サムとキムが投げキッスをするなど劇中同様の仲の良さを見せた4人。明日(6月1日)は、東京・六本木ヒルズアリーナで行われるジャパンプレミアに参加する予定で、本場ハリウッド形式のレッドカーペットイベントにどのようなファッションで登場するか注目が集まる。
同作は、ニューヨークを舞台に4人の女性主人公が繰り広げるリアルな恋愛模様と本音を描いた人気TVシリーズの劇場版第2弾。続編となる今回は、前作から2年後が舞台。ニューヨークを飛び出した4人が、アラブ首長国連邦の首長国アブダビへ旅行に出かけた先で新たな物語が展開する。今作には、ペネロペ・クルス、ライザ・ミネリ、マイリー・サイラスなど といった豪華な顔ぶれのゲストも出演し、話題性も豊か。
映画『セックス・アンド・ザ・シティ2』はワーナー・ブラザース配給で、6月4日(金)よりより丸の内ピカデリー他にて全国公開。(文:沢登健)
2010/05/31 23:00