優香出演『BUNGO』日本の古典文学を豪華キャストで
去る5月17日(月)、シネセゾン渋谷にて、『BUNGO−日本文学シネマ-』のトークイベントが行われ、優香(29)とアベユーイチ監督(46)が登壇した。
去年太宰治が生誕100年を迎えたことから、太宰治原作の映画が続々と登場。今、日本ではクラシック日本文学がにわかにブームを巻き起こしている。その波に乗って短編集『BUNGO-日本文学シネマ-』が公開された。『BUNGO-日本文学シネマ-』は太宰治原作『黄金風景』に始まり『グッド・バイ』まで、初恋と別離をテーマにした30分の短編全6作品が作られた。主演は向井理、優香、塚本高史、佐藤隆太、加藤ローサ、成宮寛貴、山崎まさよし、水川あさみの8人。主題歌とナレーションをいきものがかりが担当した。
優香はオムニバスの第1作目の主役を飾るヒロインとして登場。撮影で、最も印象に残っているのは、幼い頃の太宰君に蹴られるところだという。そのことについて話していたら、司会者が優香を蹴った本人である子役の遠藤健慎(9)を客席から見つけ出し、健慎君は強引にステージに呼び出されることになった。
優香は健慎君を見て「しばらく見ない間に大人っぽくなったね」とコメント。転んだ太宰君を心配してさわるシーンでは、「ふんどしがはだけちゃって何度も何度も大事なところを見させていただいて、ありがとうございました」と話し、コメディエンヌぶりを発揮していた。健慎君は「全然気づかなかった」と照れ笑い。優香は健慎君のことについて以前「優香さんみたいな大大大大スターと一緒に仕事ができて嬉しいです」と言ってくれたそうで、そのとき「これはのびるなと思った」と確信したという。
『BUNGO-日本文学シネマ-』は、6月19日(土)にDVDを発売する。
2010/05/24 3:59