仲間由紀恵『トリック』10周年でトークが上達

トリック

5月8日(土)、有楽町にて、『劇場版トリック 霊能力者バトルロイヤル』の初日舞台挨拶が行われ、仲間由紀恵(30)、阿部寛(45)、生瀬勝久(49)、野際陽子(74)、佐藤健(21)、夏帆(18)、片瀬那奈(28)、戸田恵子(52)、堤幸彦監督(54)の総勢9名が登壇した。

テレビ朝日系の連ドラに始まった『トリック』は、今年で誕生して実に10周年となる。2006年の劇場版第2作から4年間の沈黙を破っての3作目の公開だが、ちょっと奇妙な村で行われるマジシャンと偽霊能力者との命がけの対決を繰り広げる。マンネリゆえに妙に愛着がわく『トリック』ワールドは今作も健在だ。

仲間は、客席から「すごいよかったよ!」などと声をかけられるたびに嬉しそうに「ありがとうございます! 今すごいよかったよと声をかけてくれました。嬉しいですね」と客席からかけられる言葉の一言一言を噛みしめるように反応していたが、ある客が決めゼリフの「まるっと」と言おうとしてそれがうまく言えず、仲間は「今、噛みましたね。でも気持ちは伝わりました。まるっとって言いたかったんですよね」とニコニコ笑顔で喜んでいた。

生瀬は「ウィッグで来ました」とお決まりの名調子で笑わせてくれたが、仲間のトークの上達ぶりには「昨日のトーク番組も面白かったし、10年でこんなにおしゃべりが上手になってるなんて。客席の素人に何をつっこんでるんですか!」と嫉妬心ものぞかせた。

しかし、この日誰よりも笑いを誘っていたのは野際。「本日は五月晴れでございます。こんないいお天気なのに、こんな真っ暗な空気の悪いところで長時間トリックをご覧頂きまして本当にありがとうございます。今日も一日とても清々しいですが、映画は寒い時期に撮影しまして、本当に何もないところでロケしたんですよ。芸能人ていうのは皆おいしいものを食べてるんじゃないかとお思いかもしれませんが、ロケ弁はひどいですし・・・」と言って会場は爆笑だった。

10周年・劇場3作目公開ということで、ここはひとつ派手に祝おうと、登壇者がそれぞれ鏡割りチーム、くす玉チーム、クラッカーチームに分かれて、三つ一斉に祝うことになった。ところが、佐藤らクラッカーチームのリボンは蜘蛛の巣状に伸びていき、マスコミ席のカメラマンに絡みつくように直撃。佐藤は「クラッカーチームは本当にすみませんでした。脇の方に向けてやるように言われてたんですけどね。でも、綺麗でした」と苦笑いしていたが、そのハプニングも会場を盛り上げていた。

『劇場版トリック 霊能力者バトルロイヤル』は、全国東宝系にて公開中。

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舞台挨拶だよ全員集合の図。

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左から片瀬那奈、夏帆、佐藤健、生瀬勝久、仲間由紀恵、阿部寛、野際陽子、戸田恵子、堤幸彦監督。

模様3
特大クラッカー、酒樽、くす玉で同時に祝福。

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仲間由紀恵とその愉快な仲間たち。

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仲間由紀恵と阿部寛。

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マリオンに掲げられたちょっとトリッキーな大看板。3Dメガネで見ると指が飛び出すぞ!(文・写真:澤田英繁)

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2010/05/10 4:08

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