『ドラえもん』声優は舞台挨拶中も地声を使わず

ドラえもん

3月6日(土)、有楽町にて、『映画ドラえもん のび太の人魚大海戦』の初日舞台挨拶が行われ、レギュラー声優の水田わさび(35)、大原めぐみ(34)、かかずゆみ(36)、木村昴(19)、関智一(37)、ゲスト声優の田中理恵(31)、飯塚雅弓(33)、歌手のmao、監督の楠葉宏三(63)が登壇した。

1980年に公開された『のび太の恐竜』から30年。毎年3月はドラえもんのシーズン。映画『ドラえもん』も本作でついに記念すべき30作目を迎える。2005年にキャストを総入れ替えしても、観客動員数はまったく落ちていない。30作目を盛り上げるため、本作では『アマルフィ 女神の報酬』の原作者・真保裕一が脚本を執筆、『世界名作劇場』シリーズ最多監督作7作を誇る楠葉宏三が監督に就任。海を舞台に大冒険が繰り広げられる。ゲスト声優として真矢みきが出演した。

舞台挨拶が始まると、テレビ朝日の久保田直子アナウンサーが司会として登場。ドラえもんの着ぐるみが出てくると「久保田アナウンサー、毎朝テレビ見てますよ! 今日は30周年にちなんで、ドラ焼きを30個食べてきました!」と夢のあるアドリブで元気いっぱいに挨拶した。

声優のキャストは、地声で話せばいいものを、皆あえてキャラの声を出しながら演技と本音を入り混ぜて喋っていた。それでいて会話が会話としてちゃんと成立していたのはさすがはプロの声優。子連れのパパとママも声優の口から次々と出てくるアドリブに大笑いしていた。

よく喋っていたのは水田と関の2人。水田がドラえもんの声で「本当に本当に今年は30周年記念作品ということで、海でみんなで一生懸命力を合せてやりました。あのね。ソフィアさんとハリ坊ね、本当に大好きになっちゃいました」と言うと、関がスネ夫の声で「うん。大好きだよ。結婚して! アイ・ラブ・ユー!」と叫び、会場は大爆笑。田中がソフィアの声で「今度遊びに来てね」と言えば、水田はドラえもんを演じながら「うん。いつでも遊びに行きますよ。”個人的”に」と返し、関はスネ夫を演じながら「ずるいよ、それぇ!」と叫んでいた。こういったやりとりばかりがあった後、水田は「こんな愉快なドラえもんファミリーです」とうまくまとめていた。

のび太の人魚大海戦』は、東宝配給で、3月6日(土)より全国ロードショー中。

mao
オープニングテーマを歌うmao。

フォトセッション1
左から、関智一(スネ夫)、木村昴(ジャイアン)、飯塚雅弓(ハリ坊)、大原めぐみ(のび太)。

フォトセッション2
左から、水田わさび(ドラえもん)、田中理恵(ソフィア)、mao(歌)、かかずゆみ(しずか)。

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2010/03/08 7:17

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