『シンケンジャーVSゴーオンジャー』の客層は若い女性ファンばかり

シンケンジャーのイケメン3人組

1月29日(金)、新宿にて、『スーパー戦隊祭 侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!!』の公開前夜祭が行われ、松坂桃季(21)、相葉弘樹(22)、高梨臨(21)、鈴木勝吾(20)、森田涼花(17)、相馬圭祐(23)が登壇した。

これは児童向け作品なのに、客層はなぜか若い女性客ばかり。松坂が登場すると「かっこいい」と女性ファンは深いため息をつき、イケメン俳優たちの登場にキャーキャーと沸き叫んだ。

「戦隊もの」は東映が誇る人気シリーズで、75年のゴレンジャーに始まり、以後、毎年メンバーを総入れ替えしてきて続けてきた歴史有るシリーズ。赤や青の全身スーツに変身して敵と戦う図式は今も昔と変わっていないが、96年からは別のヒーロー同士が共演する「VSシリーズ」が始まって、去年ついには初の劇場版が大ヒット。これを受けて、ヒーローたちがスクリーン狭しと活躍する劇場版2作目『シンケンジャーVSゴーオンジャー』がこうして公開となった。

前夜祭と謳っているだけあって、くじ引によるプレゼント会や、カードゲームによる公開バトルがあったりと、通常の舞台挨拶ではありえない熱気に包まれ、終始賑やかな雰囲気の中でとりおこなわれた。

テレビ放送はあと2回で最終回だが、シンケンレッド役の松坂は今後の展開について「僕が影武者だったということで・・・」と語ったところで、シンケンブルー役の相葉から「どうすんだよ。この一年。あと二幕で解決できんのかよ」と横槍を入れられ、会場は大爆笑だった。松坂と相葉のかけあいはまるで漫才さながらだった。

これに負けじと、シンケンゴールド役の相馬は、「僕はゴーオンゴールドの徳山さんとからませてもらったんですが、徳山さんの目力に完全にびびっちゃって、脂汗がすごかったです。”NG出したらぶっとばすぞ”と言われて、徳山さんは場を和ましてくれるために言ってくれたんですけど、本人は完全にちびっちゃいました」と笑いを誘っていた。

一方、シンケンピンク役の高梨は「夏の劇場版では、エンドロールの文字で一人か二人が消えちゃってたんですが、今回はみんなでダンスしているので、みんな均等に消えちゃってるので、注目してください」と意表を突くトークで会場を和ませていた。

『スーパー戦隊祭 侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!!』は、2010年1月30日(土)よりロードショー中。(澤田英繁)

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2010/02/01 15:23

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