堀北真希、英語のセリフに初挑戦

ハンス・カノーザ監督と堀北真希

10月11日(日)、赤坂にて、『誰かが私にキスをした』の記者会見が行われ、ハンス・カノーザ監督(39)と主演の堀北真希(21)が登壇した。

『誰かが私にキスをした』は東京のインターナショナル・スクールを舞台に描くラブ・ストーリー。作品のセリフの4割が英語。堀北真希が記憶を失った学生を演じ、初めて英語のセリフに挑戦している。共演は松山ケンイチ、手越祐也、アントン・イェルティン。まだ製作途中なので堀北当人も作品を見ておらず、「どんなラブ・ストーリーになってるか楽しみ」と話していたが、どうやら堀北がクールな松山、優しい手越、陽気なアントンの3人に恋する(される?)ストーリーになっているのは間違いなさそう。カノーザ監督も日本人はロマンチックな映画が好きだと聞いて、その路線で狙っていくようなことを言っていた。

カノーザ監督は、以前東京国際映画祭で来日してから、邦画に惚れ込み、以来日本人の役者で映画を撮りたいと考えていたという。その中でも最も感銘を受けたのが堀北真希で、他にも色々な日本の女優を見て来たが、堀北真希が最も国際的な魅力をもっていたといい、第一希望で堀北の名前を挙げたと言う。監督は役者こそ映画の要だと語っていた。

堀北は「台本を読んだら、初めて横書きでびっくりしました。英語のセリフは初めてで、今まで経験したものとは全く違いました。挑戦の毎日で、手探り状態で撮影しました。全体のイメージをつかむのが難しいなあという印象がありました」といつも以上に苦労したようだ。

共演者の中でも堀北はアントンがお気に入りで「本当に可愛くて、彼も私のことが大好きみたいでいつも横にいてくれました」とベタ褒め。「お付き合いしてくださいと言われたら外国人でもいいと思います」と話していたら監督から「相手が40歳じゃなければね」と突っ込まれ、記者たちは大笑い。監督はすっかり堀北のお父さん役になっていた。

『誰かが私にキスをした』は東映配給で2010年3月ロードショー。

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2009/10/12 2:44

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