逮捕されるギリギリまで頑張った『湾岸ミッドナイト』

湾岸ミッドナイト

9月12日(土)、新宿にて、『湾岸ミッドナイト THE MOVIE』の初日舞台挨拶が行われ、中村優一(21)、加藤和樹(24)、小林涼子(19)、松本莉緒(26)、室賀厚監督(45)が登壇した。

『湾岸ミッドナイト THE MOVIE』は人気のコミックを映画化した作品で、2人の走り屋の生き様を描く。室賀監督はまだ開通していない高速道路を借りるなどして、撮影はパクられる(逮捕される)ギリギリまでがんばったという。「公開できて感無量。最初は完成しないんじゃないかと思っていた」と振り返っていた。

真夜中で寒くて眠い撮影現場では、しりとりをして眠気と寒気を吹き飛ばしていたという小林は、この作品を通して車が大好きになったという。「皆さんもこの映画を見て免許をとりたいと思ってくれたら嬉しいです」と挨拶していた。父親が大の車ファンといい、自分ではなく車を見るために父親が撮影現場に訪れたという。

作品にちなんで、司会者から「何に突っ走りたい」という質問があると、中村は「もうすぐ22になるんで、大人のセクシーさを出せるように、セクシーに突っ走りたい」と堂々とイメチェンを誓っていた。室賀監督は「お客さんがこんなに集まって、とにかく緊張していて、おしっこをしたいので、一刻も早くトイレに突っ走りたいです。皆さん本当に『TAJOMARU』の舞台挨拶(同じ映画館の上の階で実施中)と間違ってませんよね?」と嬉しい悲鳴をあげていた。

「スタッフの努力があったからこそできた。そこに我々が芝居で引き立てた」と語る加藤は誰よりも落ち着いていた様子だったが、その一方で、主演作『だから俺達は、朝を待っていた』の公開が、共演者押尾学の麻薬問題により無期限延期となったばかりだったこともあり、今回は無事に初日を迎えられて誰よりもホッとした表情を見せていた。

『湾岸ミッドナイト THE MOVIE』は、ジョリー・ロジャーの配給で、新宿ミラノ他全国順次ロードショー中。
→もっと読みたい人は『湾岸ミッドナイト』の完成披露試写会の様子もどうぞ

[PR] 戦国時代カードゲーム「秀吉軍団」好評発売中

2009/09/13 2:41

サイトのコンテンツをすべて楽しむためにはJavaScriptを有効にする必要があります。