所ジョージと小松政夫が14年ぶりに『アルフ』収録

『アルフ』公開収録にて小松政夫、所ジョージ

8月17日(月)、赤坂にて、『アルフ』の公開収録が行われ、所ジョージ(54)と小松政夫(67)が14年ぶりにアテレコで共演した。

『アルフ』はアメリカのごく普通の一家に居候する宇宙人と、家族たちのおかしな生活を描いたホームコメディ。日本ではNHKで1989年から1997年まで放送され人気を博した。このドラマがついにDVD-BOXとなって8月26日に発売される。

この日2人が収録したのは、日本では放送されなかったエピソードのひとつ。一家の大黒柱ウィリー役の小松が「テレビは駄目なの。ここには電気が来てないんだから」とセリフを読み上げると、地球外生命体アルフ役の所が「まいったね。ペリー・コモの特番見たかったのにさ」と棒読みで切り返し、絶妙のコンビネーションを見せた。アルフの魅力はこの無表情さにある。所は「こういう感情に左右されない役が自分に合ってるみたい」と話していた。

続いて囲み取材。カメラのフラッシュを浴びる中、小松は「悪いことしてなくて良かったな」とつぶやき、マスコミ慣れしていない様子をのぞかせた。所は「この中に一般の方が混じっていたらびっくりしますね。こんなにマスコミが集まるとは思ってなかったな。2つぐらいと思ってたから寝起きのまま来ちゃった。写真にはフォーカスをかけてください」と相変わらずのマイペースぶりだった。

収録は、実に14年ぶりだが、14年前は、マイクは今みたいに一人一本独立したものを使っていなかったという。小松が「時代は変わったな」と漏らすと、所は「我々が五十音を入れておけば、あとはなんとかやってくれるんじゃないんですかね。イントネーションもコンピュータでやってくれるんじゃないかな」と並外れた空想力で集まった記者達を驚かせていた。

『アルフ<ファースト・シーズン>コレクターズ・ボックス』はワーナー・ホーム・ビデオより、8月26日より発売。6枚組全25話を収録。税込8400円。

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2009/08/24 6:43

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