『ノウイング』豪華すぎるタイムカプセル埋蔵イベント
6月29日（月）、中央区立有馬小学校にて、『ノウイング』のPRイベントが行われ、初来日した子役のチャンドラー・カンタベリー(10)が出席した。
『ノウイング』は、小学生が50年前に埋めたタイムカプセルに入っていたメモが発端となって展開。そのメモには未来の出来事が予言された数字が記されてあり、その数字が意味する大惨事が世界中で続発するSFパニック映画。主演はニコラス・ケイジ。チャンドラーはニコラスの息子役を演じる。
チャンドラー君はステージに立つと、日本語で「コンニチワ」と挨拶し、「日本はすごくクールな町だね」とスピーチした。イベントを盛り上げるため、女の子を出産したばかりでこれが芸能界復帰後初仕事となるリア・ディゾン(22)、子役の頃から活躍し現在3歳の娘がいる安達祐実(27)、10歳の演歌歌手さくらまやが特別ゲストとして参加。リアはチャンドラー君を前に「持ち帰りたいくらい可愛いですね」と微笑んだ。さくらまやは「翼をください」を生徒たちと合唱した。
この日は、映画の内容にちなんで、有馬小学校の全校生徒が未来の自分に宛てて書いた手紙をチャンドラー君と一緒にタイムカプセルに入れ埋蔵した。このタイムカプセルは14年後の2023年に開けられる。ニコラス・ケイジは残念ながら仕事の都合で来られなかったが、ぜひ生徒たちの仲間に加わりたいと手紙を書いて送ってくれた。手紙には「有馬小学校の皆さんが健康でありますように。14年後に会いましょう」と書かれてあった。
これは普通に校長先生の挨拶から始まる一小学校の一イベントなのだが、プロ司会あり、巨大モニターあり、スモーク演出あり、来日スターあり、芸能人ゲストあり、何十という報道カメラありと最初から最後まで至れり尽くせりで、あまりにも豪華すぎるイベントであった。
『ノウイング』は7月10日（金）より、東宝東和の配給で、TOHOシネマズ日劇他にて全国ロードショー。
2009/06/30 22:50
