カルピスが飲みたくなった『群青』初日舞台挨拶
6月27日(土)、有楽町にて、『群青 愛が沈んだ海の色』の初日舞台挨拶が行われ、長澤まさみ(22)、佐々木蔵之介(41)、良知真次(26)、田中美里(32)、中川陽介監督(48)が登壇した。
『群青 愛が沈んだ海の色』は沖縄の渡名喜島を舞台に、愛の痛みと再生を描く感動作。長澤と佐々木は親子の役で共演。撮影ではお互い真っ黒に日焼けして絆を深めたという。
この日、映画館は立ち見客がいるほどの盛況ぶりで、横も後ろも立ち見客でぎゅうぎゅう詰めといっても過言ではなかっただろう。長澤は「こんなに会場が埋めつくされているのを見たのは久しぶり」と嬉しそうに挨拶していた。
長澤は佐々木のことを「本当にかっこいいお父さん。眼差しがすごく強くて、ボーっとしてるときに”見られてるな”というのがあった。その眼差しに父の強さ、威厳を感じました」とコメントした。一方、佐々木は長澤について「太陽光線が差すような暑い島なんですけど、なんて爽やかに涼しげに出て来るのかと、目茶苦茶綺麗な娘やなあと思いましたね。カルピス飲みたくなりましたね」と出演CMにからめてコメントし、会場の笑いを誘っていた。
七夕が近いということで、登壇者は短冊に願いを込め、長澤は「世界中の親子の絆が強くなりますように」、佐々木は「またこんな素敵な映画に出会えますように」、良知は「一人でも多くの方に見て頂けるように」、田中は「大ヒットで監督が嬉し泣きしますように」と書き、笹につるした。この笹はスバル座1階に7月7日まで展示される。
『群青 愛が沈んだ海の色』は20世紀フォックス映画の配給で、6月27日(土)より有楽町スバル座ほか全国公開。
2009/06/29 6:50