ベッキーが巨大化!『モンスターVSエイリアン』ジャパンプレミア

ベッキー&日村

6月23日(火)、新宿にて、3DCGアニメーション映画『モンスターVSエイリアン』のジャパンプレミアが行われ、吹き替え版で声をあてているベッキーと日村勇紀(バナナマン)が登壇した。

『モンスターVSエイリアン』は、ゼリーのオバケ、喋るゴキブリ、半魚人など、キモ可愛いモンスターたちの活躍を描くSFスペクタクルコメディ。

ヒロインのスーザンは元々は普通の女の子だったが、ある日落ちてきた隕石に接触して体が15メートルに巨大化してしまう。その頃、エイリアンが地球に襲来。もはやエイリアンと渡り合えるのはスーザンしかいなかった。地球の未来はスーザンたちモンスターチームに託される。

スーザンの声は字幕版ではリース・ウィザースプーンがあてている。リースはアメリカでは最も人気のあるコメディエンヌのひとりであり、スーザンの容姿にも彼女の面影をみることができる。日本版ではこの大役をベッキーが演じている。

ジャパンプレミアでは、ベッキーが入場するところで、突如隕石が落下する効果音が劇場に轟き、ベッキーがスーザンよろしく15メートルに巨大化。新宿ピカデリーのビルよりも大きくなったベッキーの姿がスクリーンに映し出され、集まっていた子供達を喜ばせた。

最初ベッキーは声だけの登場で、なかなか会場に姿を現さなかったが、この声が非常に好印象だったことを書いておきたい。何だか声を聞いているだけでハートがぽかぽか温かくなってくるようで、正直声だけで人をここまで動かせるのかと驚いた。ベッキーがなぜスーザン役に抜擢されたのか一発で納得させられたものである。

日村はというと、食いしん坊のゼリーのオバケ、ボブ役を演じている。字幕版では『無ケーカクの命中男』のセス・ローゲンが声をあてているが、ぷるぷるぶくぶくした感じと、脳みそ空っぽぶりがぴったりであった。日村がこの役に選ばれたのは「見た目も中身も全部そっくりだから」と本人は自己分析している。最近声優の仕事が多くなってきた日村だが、慣れたもので「最初に色々なキャラクターの絵を見せてもらいましたが、すぐにこいつだとわかりました」とのこと。「今回は自分がブサイクでラッキーだったと思いました」と相当この役が気に入っている様子だった。

字幕版では他にも、『Dr.HOUSE』のヒュー・ローリー、『24』のキーファー・サザーランドなど、お馴染みの役者達が集まっている。ベッキーと日村のハマリッぷりにも注目だが、ぜひ字幕版もチェックしておきたい。

今年は3D元年と言われているほどで、3D映画が続々と公開されるが、その中でも本作は3D元年の到来を告げる最重要作品のひとつと言われている。巨大化したスーザンを見上げる映像や、奥行きを生かした巨大な建造物の数々、ゴールデンゲートブリッジでの白熱のバトルは、2Dで見るにはもったいない圧倒的なスケールである。できれば直接劇場で3Dの大画面を楽しみたいところである。

イベント後の囲み取材では、ベッキーは「この作品に携われて本当に嬉しいです。映画としても良くできていて、CGも綺麗で、スーザンが悪いことも前向きに受け入れるところにすごく共感しました」と作品をPRした。ベッキーはフォトセッションのときにもカメラマン一人一人に気を遣ってくれて、その人柄の良さに自然とカメラマンたちのシャッターを押す指にも気合いが入ったというものだ。

日村は「父の日のアンケートで、中学生が選ぶ”自分のパパだったら絶対イヤなタレント”のランキングで僕が堂々の第1位だったんですよ」と明かし、幾分か落ち込み気味だったが、先週”派遣で来て欲しいタレント”の第1位に選ばれたベッキーから「なんでだろう。すごく良い人なのに。私日村さんの大ファンです。この映画でもすごく演技がうまくて、もっと好きになりました」と優しい言葉をかけられてからは照れて赤くなっていた。(澤田)

『モンスターVSエイリアン』はパラマウントの配給で、7月11日(土)新宿ピカデリーほか全国ロードショー。

[PR] 戦国時代カードゲーム「秀吉軍団」好評発売中

2009/06/24 2:17

サイトのコンテンツをすべて楽しむためにはJavaScriptを有効にする必要があります。