西原理恵子感無量『いけちゃんとぼく』初日舞台挨拶

ともさかりえ、深澤嵐、萩原聖人

6月20日(土)、新宿にて、『いけちゃんとぼく』の初日舞台挨拶が行われ、深澤嵐、ともさかりえ、萩原聖人、モト冬樹、蓮佛美沙子、原作の西原理恵子、そして監督の大岡俊彦が登壇した。

今年は西原理恵子の作品が続々と映像化されたり、個展を開くなど、イベント目白押しで、まさに「サイバライヤー」といわれているほどだが、その中でも『いけちゃんとぼく』は特に思い入れがあったようだ。

原作者の西原は「私の息子は私には何も相談しないで、いけちゃんという友達と相談しながら学校に行ってました。まさか息子のランドセルの落書きがこんなことになるとは。一番考えなかったさらっと描いた絵がこんなになるなんて。これは私の初めての恋愛漫画でした。それまでは下品な作品ばかり描いてきましたけど、初めてよそのお母様にも見ていただける作品になりました」と感慨深げに語っていた。シネマガではそれまで何度か原作者を取材しているが、今日は今まででも一番嬉しそうな顔をしていたと思う。

大岡監督は「これは僕のデビュー作なんです。初日に誰も人が来てなかったらどうしようと不安で、昨日眠れませんでした。『トランスフォーマー/リベンジ』は初日だし、『劔岳』も面白そうだし。皆様、本当に今日は来ていただいてありがとうございます」と挨拶。嬉しさよりも安堵の表情であった。西原曰く、たった10分のカットにも何時間も時間をかけて撮影していたとのことで、西原も監督の働きぶりに感謝していた。

子役の深澤は「僕は殴られっぱなしでしたけど、みんな仲良くなって楽しく撮影できました」と照れ笑い。「ぜひ宣伝してください」とちゃっかりしてる一面も。萩原は「今日は大人が駆り出されているけど、あくまで主役は子供達です」と深澤を讃え、ともさかは「うちの息子にも嵐君の爪の垢を煎じて飲ませたい」と話していた。

子供達の中でも紅一点、憧れのお姉さんとして登場する蓮佛は「今回私は二役演じていますが、ある意味三役のつもりでやらせていただきました」とコメント。どんな役で出てくるのかは映画を見てからのお楽しみだ。

この日、舞台挨拶で最も巧みに笑いを取っていたのは、モト冬樹だった。「牛乳配達の空手の達人というわけのわからない役をやらせていただきました。高知が暑くて、あまり暑いんではげちゃうんじゃないかと思いました」と、いきなり自虐ネタで挨拶。ちなみに撮影中高知は40度の暑さだったとのこと。モト冬樹はこの暑さの中、初めてのワイヤーアクションにも挑戦しており、「老人虐待かと思った」と振り返っていたが、それよりも役作りで髭をはやしたことの方が新発見だったらしく「なんだ、髭だったら生えるじゃないか」と喜んでいた。

『いけちゃんとぼく』は全国公開中(一部地域を除く)。

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2009/06/23 4:53

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