『愛を読むひと』ジャパンプレミアにケイト・ウィンスレットが登場?
【ショウゲート】6月10日(水)、恵比寿にて、『愛を読むひと』のジャパンプレミアが行われ、スティーヴン・ダルドリー監督が出席した。
スティーヴン・ダルドリーは『リトル・ダンサー』で知られる監督。舞台演出家でもあり、この3日前に演劇界のアカデミー賞であるトニー賞で『リトル・ダンサー』のミュージカル版が最多10部門を獲得したばかり。2作目『めぐりあう時間たち』ではニコール・キッドマンがアカデミー主演女優賞を受賞、『愛を読むひと』ではケイト・ウィンスレットがアカデミー主演女優賞を受賞。自分の監督した3作すべてがアカデミー監督賞にノミネートされるという、まさに名匠である。
ジャパンプレミアには、道端カレン、クワバタオハラ、上原さくら、デヴィ夫人、叶姉妹、杉浦太陽ら、各界の著名人も出席。レッドカーペットを歩いた。客席では、叶姉妹とデヴィ夫人が仲良く一緒に映画を鑑賞している姿が見られた。
舞台挨拶の途中、司会から「これから素敵なサプライズゲストの登場です。アカデミー賞の主演女優賞といえば、ケイト・ウィンスレットさんです。拍手でお迎え下さい」との突然の知らせがあり、それまで黙っていた客人たちが騒然となったが、ステージに現れたのはケイト本人ではなく、ケイトの映像を裏から投影しただけの等身大の映像だった。客席から「なにこれー!」という落胆の声が聞こえてきたが、ダルドリー監督は「実は僕もバーチャル映像で、本当の僕はロンドンにいるんだ」とイギリス人ならではのユーモアで盛り上げていた。
ステージには、杉浦太陽も応援にかけつけ「考えさせられた映画です。ケイト・ウィンスレットの演技に吸い込まれました。ひとつの恋愛が人生にここまで影響するのかと。ある秘密を守るためにここまでなるかと感動しました」と作品をPR。最後にミス・ユニバース・ジャパン2009日本代表の宮坂絵美里が登場して監督に花束を贈った。宮坂は映画について「深く愛について考えさせられる作品でした。これから皆さんも恋人や大切な方を思い浮かべながら見て欲しいと思いました」とコメント。監督は「日本代表どころじゃなく、世界で一番の美女ですね」と宮坂に見とれていた。
ケイト・ウィンスレット初来日かと思いきや、出てきたのは等身大の投影映像だった。
道端カレン
クワバタオハラ
上原さくら
デヴィ夫人
叶姉妹
杉浦太陽
ダルドリー監督と宮坂絵美里
『愛を読むひと』は6月19日(金)より全国コードショー。
2009/06/12 2:58