麻生久美子笑いが止まらず『ウルトラミラクルラブストーリー』初日挨拶

『ウルトラミラクルラブストーリー』

【リトルモア】6月6日(土)、新宿にて、『ウルトラミラクルラブストーリー』の初日舞台挨拶があり、松山ケンイチ、麻生久美子、横浜聡子監督が登壇した。

『ウルトラミラクルラブストーリー』は、青森県を舞台に、究極の片思いが起こすミラクルいっぱいのハッピーファンタジー。エンディングテーマを中村一義率いるロックバンド”100s"が担当している。

松山ケンイチは青森出身であり、まだ今も若干訛が残っているくらいだから、さぞかしやりやすかったのではないかと思いきや、撮影中は「津軽弁になってない」と何度も指摘されたという。同じ青森でも、場所によって全く違っているのだそうだ。

松山は麻生との共演の思い出について、「麻生さんにお薦めの定食屋を教えたら、遠方だったのに、わざわざ行ってくれて、弁当まで買って来てくれました。麻生さんはとても素朴で良い人です」とコメント。しかし、麻生は松山が挨拶中にくしゃみをしたり、何度も松山の話を妨害してしまった。松山から「今日僕の話を止めたのこれで3回目ですよね。さっきはブレスレットを落とすし」と注意されると、麻生はまた偶然ブレスレットを落としてしまい、「もう。素朴なんだから」とつっこまれて、ずっと最後まで笑いっぱなしだった。

OLをやめて映画を勉強し、自主制作を経て、本作でついに商業映画デビューを飾った横浜監督は森で熊に遭ってからラストシーンを思いつき、本作の構想を練ったという。監督は「両思いという言葉は大人になってから使わなくなるけど、松山さんのこの役には両思いという言葉がぴったりでした」とコメント。「自分の脚本を松山さんと麻生さんが気に入ってくれたことはミラクルだし、映画が出来たことも、こうして初日を迎えられたことも、すべてがミラクルでした」と感謝の言葉を述べた。

『ウルトラミラクルラブストーリー』は、6月6日(土)からユーロスペース、シネカノン有楽町2丁目、シネマート新宿他全国ロードショー中。

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2009/06/10 3:21

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