出産経験のない女優たちが映画の中で出産を経験
【東映】5月23日（土）、銀座にて、『BABY BABY BABY!』の初日舞台挨拶があり、観月ありさ、松下由樹、神田うの、岡田浩暉、野波麻帆、山本ひかる、忍成修吾、両沢和幸監督が登壇した。『BABY BABY BABY!』は日本初の出産エンターテイメント。出産経験のない女優たちが迫真の演技で出産シーンに挑戦している。
観月は「最後の出産シーンでは、3日間息み続けて大変でした。私は出産経験がないので、どういう風に痛いのか、感覚がわからないので、想像でやって、それがリアルかどうかその場でジャッジしてもらっていました。映画を観た人は本当に出産した気分になったんじゃないでしょうか」と挨拶。
神田は「お腹に重りをつけてドレスを着たのも初めてでしたし、勉強になりました。将来の自分をチラッと見れたような気がして楽しかったです。近い将来、子供をぜひ授かりたいなと思わせてくれた映画でした」と出産にかなり意欲的になった様子だ。
野波は「出産エンターテイメントということで、男性の方はちょっと来づらいかと思ったんですけど、すごい沢山の男性の方が来てくださってて嬉しいです。この映画を見て女性の大切さがわかっていただけたと思いますので、これからもっともっと女性を大切にしてもらいたいなと思います」と意味深な発言であった。
山本は「命の大切さとか、父や母の大切さを実感する映画です。自分にとって大事な素敵な作品になりました。ありがとうございます」と涙声で話していた。
両沢監督は「男性の私がなぜこの映画を作ったのかというと、男も女も結局のところ母親の体内から生まれてくるわけですから、男とか女とか関係なしに、自分を生んでくれた母親、女性たちの偉大さに感謝しつつこの映画を作ったつもりです」と作品にかけた思いについて語った。
出演した女優たちには、本作の誕生を祝してバースデーケーキが贈られた。『BABY BABY BABY!』は5月23日から全国東映系にて公開中。
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2009/05/24 11:27
