『スラムドッグ$ミリオネア』の見どころは歌と踊り

名倉潤

【ギャガ】4月15日(水)、六本木にて、『スラムドッグ$ミリオネア』のトークイベントが行われ、ネプチューンの名倉潤さんが作品の印象を語りました。

『スラムドッグ$ミリオネア』は、インドが舞台の映画で、出演者も全員無名ということで、アメリカでは公開が危ぶまれていたが、口コミで人気が広がって公開が実現、なんと世界で最も権威ある米アカデミー賞の最優秀作品賞を受賞。お隣韓国では一足早く公開されて第1位の大ヒット、中国ではアメリカ以外の外国映画としては10年でナンバー1の成績を収めた話題作が、ついに日本にやってきた。

名倉さんは、DVD鑑賞が趣味で、家にシアタールームがあるほどの映画ファンですが、映画の宣伝は今までずっと断ってきたといいます。「僕はタイ人みたいな顔なので、よくタイ映画の宣伝の依頼が来るんですが、映画は好きですが宣伝するほどじゃないと思って断ってきました。今回も顔で選ばれたんだと思いますが、この映画は素晴らしい映画なので、宣伝部長を引き受けることにしました」と、この映画にかける思いも強かった様子。

「有名な俳優さんが出ているわけでもないから、出演者がリアルですね。一生懸命生きてるのが映像で伝わってくる。僕はスラム街育ちで、家も貧乏でぼっとん便所だったので、小さい頃の自分を見てるようでした。これがアカデミー賞を取ったのは、ハリウッドが変わってきてるってことじゃないかな。音楽も良かった。僕はこういう音楽が好きなんだろうな。自分の中で演歌を聴いてるような、自分に入ってくるような音楽でした。一番良かったのは踊り!インド映画って必ず踊りがあるじゃないですか」と語る名倉さん。

司会から急に「それでは踊りを踊っていただきましょう!」と振られて、「え?僕が踊るんですか!! 僕はマイケル・ジャクソンみたいな顔をしてますが踊りは下手なんで、それだけはやめてください!」と本気で嫌がっていましたが、宣伝部長になった手前断れず、映画のテーマ曲を破れかぶれで踊っていました。名倉さんは「なんやろう、今まで人前にいるのが恥ずかしいと思ったことないんですけど、これは久しぶりに恥ずかしかったです」と言って汗を拭っていました。

ジェイ・ホー

スラムドッグ$ミリオネア』は現在絶賛公開中。

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2009/04/20 6:18

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