『チョコレート・ファイター』主演の美少女ジージャーが来日
【東北新社】4月15日(水)、スペースFS汐留にて、『チョコレート・ファイター』のPRイベントがあり、来日したジージャー(ヤーニン・ウィサミタナン)がお笑いコンビのザブングルと対決した。
『チョコレート・ファイター』は、『マッハ!』のプラッチャヤー・ピンゲーオ監督が手がけたタイ映画。アイドル並のルックスで本格的なムエタイ&カンフーアクションに挑んだジージャーの魅力満載のノンストップアクションで、日本から阿部寛がヒロインの父親役として出演している。
舞台挨拶のため登壇したジージャーは実年齢は25歳だが、見た目は10代のアイドルのようだ。「日本へ来たのは3回目です。12歳のとき来日したときは浅草や奈良やディズニーランドに行きました。2回目は3年前に福岡で撮影したとき。桜の花が咲く頃で、とても綺麗でした。日本の気候と景色、道路がとても清潔なところが好きです。日本の料理がとてもおいしくて、お菓子もとてもおいしいです。日本人はとても親切にしてくれて嬉しく思っています」と日本の印象を語っていた。
ザブングルの加藤は、「ジージャーかジンジャ野郎か知りませんが、今日はやっつけてやろうと思ってきましたよ」とムエタイの格好をして登場した。いつもならコダワリの服装を着て腕の筋肉を見せて「カッチカチやぞ!」のギャグを決めるところだが、今回は上着を着ていないので、ちょっとタイミングを外していた。というのも、加藤は本当に格闘家向きの体つきだったので冗談にならなかったのだ。加藤は「まさかムエタイの格好がこんなにはまるとは。天は二物を与えた!」と開き直っていた。
ガチンコバトルでは、加藤が「芸歴10年なんで、こんなドラえもんみたいな小娘に負けてはいられない。さあ、どっからでもかかってこい!」と叫ぶなり、背後からジージャーの華麗な跳び蹴りをくらって吹っ飛んでしまい、「悔しいです」と顔をしかめていた。この顔を見たジージャーは子供みたいに大笑い。「すごい武器をお持ちですね」と、なかなか笑いが止まらなかった。
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ジージャーの強烈な回し蹴りを見ていた松尾は、ウィリアム・テルに挑戦するが、相方を信用できないようで、すっかり怖じ気づいていた。
この日は、阿部寛も舞台挨拶に登壇した。阿部は「タイ映画では台本というのがなくて、ある程度のストーリーは作ってくれますが、セリフはほとんどないんです。実際どういう感じでやるかというのは、その日に作っていくので、最後までどういう作品になるのかわからない中でやるんですけど、その中でも監督のアクションに対するこだわりが凄かった。日本では1日でやるようなシーンも、何週間もかけて撮影していたので、あのクオリティのものができるんですね」と話していた。
『チョコレート・ファイター』は5月23日より新宿ピカデリー他にて全国ロードショー。
2009/04/20 4:49