『アナコンダ3&4』辰巳奈都子が蛇を首に巻いてPR
【ソニー・ピクチャーズ】3月23日(月)、汐留にて行われた『アナコンダ3』と『アナコンダ4』のDVD上映イベントに行ってきました!
『アナコンダ3&4』は、大きな蛇が人間を襲うシリーズの第3弾と第4弾。蛇の映画ということで、名前に巳(へび)があるグラビアアイドル、辰巳奈都子さんがトークショーに招かれていました。しかし、そうきましたか。辰巳さんも、まさか名前でこのイベントに呼ばれるなんて、予想外だったでしょうね。
本物の蛇も出てきましたが、おとなしい蛇とはいえ、やっぱり最初はちょっぴり怖い。楽屋ですっかりなついたようで、辰巳さんは蛇を手に取るなり、すぐに首に巻き付けて何度もキスをして観客を驚かせました。蛇も辰巳さんの胸元でホッと一息つくなど、生意気なことをしてくれましたが、こうしてみると、蛇って、なんだかとても可愛いです。「爬虫類が流行ってるから、飼おうかな」と辰巳さんも気に入った様子でした。
トークイベントの後、映画を上映。なんと途中休憩無し。ぶっ続けの二本立てです。『アナコンダ3』と『アナコンダ4』、タイトルがこれですから、正直、あまりお客さんは入ってませんでしたが、まあだまされたと思って見てもらいたいですね。本編については、これが思いのほか傑作で、2本もあっという間。僕自身はとても満喫しました。いかにも合成しましたとバレバレの映像はちょっとB級くさいですけど、編集とかストーリーに関しては申し分ない力作で、2本とも、1作目『アナコンダ』よりも遙かに出来がいいです(きっぱり)。
『3』と『4』は監督・出演者が同じで一続きの内容になっていますが、それぞれ作風は違っていて差別化してありました。デヴィッド・ハッセルホフ主演の『3』は、血みどろ、グロテスクシーン満載のコテコテのホラー。森を舞台に蛇ハンターとアナコンダの死闘が描かれ、ハンターたちが次から次へとやられていきます。今にもそこから蛇が出てきそうなシーンが多くて、みていてかなりおっかないです。蛇のスピードも速くて、時速100キロくらいの速度で走ってきます。『プレデター』、『エイリアン2・3』、『バイオハザード』、この辺のタイトルが好きな人なら、きっと気に入ってくれると思います。
『4』は、ついにアナコンダが驚異的再生能力を身につけ、不死身の大蛇となって襲いかかってきます。ホラーとしての要素は『3』ほどではありませんが、『4』は犯罪サスペンス映画としての面白さがあります。何カ所か「都合良すぎだろ」とつっこみを入れたくなるシーンがあるのは愛嬌ですが、アナコンダとの対決よりも、森のキャンプ地という限られた空間において不老不死のクスリを巡って争われる人間同士のかけひき、心理戦が面白く、これも良質な作品でした。『ロード・オブ・ザ・リング』のジョン・リス・デイヴィスの悪役ぶりも光ります。2作とも、もう一度見たいと思わせる作品で、僕はすっかりハマってしまいました。(文・撮影:澤田)
『アナコンダ3』は3/25、『アナコンダ4』は4/22より、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントからリリース。各3990円(税込)です。
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2009/03/24 12:46