映画初主演カンニング竹山『守護天使』

守護天使

【エイベックス】3月9日(月)、六本木オリベホールにて、お笑い芸人、カンニング竹山さん主演の映画『守護天使』の完成披露試写会が行われ、竹山さん、佐々木蔵之介さん、「AAA」の與真司郎さん、寺島しのぶさん、佐藤祐市監督が舞台挨拶に立ちました。

『守護天使』は「日本ラブストーリー大賞」の第2回受賞作品。1日500円の小遣いで暮らすサラリーマンとその仲間が、頼まれてもいないのに勝手に赤の他人を助ける姿を描きます。

竹山さんは6年前、ここオリベホールで開かれたお笑いコンベンションで優勝した経験の持ち主。「同じステージでこの映画もスタートできるのは良いことだ」とトークにも自然と磨きがかかります。

竹山さんは、これが映画初主演ですが、最初に話が来たときは絶対「どっきり」だと思ったそうです。「だんだん撮影しているうちにスタッフが本気で動いてるし、佐藤さんも佐々木さんも寺島さんもどっきりの仕掛け人になるとは思えないし、正直僕はバラエティとしてたいした旬でもないから」と本物であることを後から実感していったそうです。佐藤監督がいうには、「太っていて髪が薄い人を探していて、竹山さんはピッタリだった」とのこと。MCから「小遣いが500円のサラリーマンを演じているところも共通するのでは」と言われると、「あなた、本当の借金の怖さを知らないでしょ。毎日FAXが34件くらい留守電が入るんだぞ、月に15万円利息払うんだぞ」と自虐ネタで応戦していました。

寺島さんは「以前バラエティで竹山さんを見ていて、この人は目が笑っていなくて陰のある人だと思った。いつかこの人と一緒に仕事をするんだろうなと思っていたら本当にそうなりました。これはきっと神様がやれって言ってるんだろうなと思ってお引き受けしました」と明かしました。寺島さんは竹山さんをいじめる鬼嫁役ですが「いじめていて最高でした」ときっぱり。「基本的に僕はドMですからね」と竹山さんもまんざらでもなさそうでした。

最後に竹山さんは、「よく映画評論家みたいにあれがダメだ、これがダメだっていいますけど、今回はダメだと思っても嘘をついていただきたい。悪口を言ってもそんなに幸せになれませんので。なんだこの空気ィ!!(怒)」と、お決まりのキレトークも披露し、健在ぶりをアピールしていました。

守護天使』は、6月に角川シネマ新宿ほかで全国公開。

カンニング竹山

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2009/03/10 8:41

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