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オダギリジョー『PLASTIC CITY』マイペースな舞台挨拶

オダギリジョー

【ビターズ・エンド】3月14日(土)、新宿にて、『PLASTIC CITY』が初日を迎え、バッサリ髪を切った主演のオダギリジョーさん(33)が舞台挨拶をしました。

本作はブラジルを3ヶ月ロケし、オダギリさんは日本語を使っていません。この映画に出られて最も良かったことは「ブラジルに行けたこと」だというオダギリさん。ブラジルについては「最初、ブラジルは『シティ・オブ・ゴッド』みたいな危険な場所というイメージしか持ってなかったんですけど、すごく楽しかった。ブラジルに行くことをおすすめしたいです。みんな人当たりがすごく良いんですよ。すぐ友達になろうとしてくるから、うっとうしいんですけど、そういう意味ですぐに仲良くなれますね。日本は皆さんちゃんとしてるから失敗もないのですが、ブラジル人は適当なんで、タトゥーはボールペンで書かれてすごく痛かった。日本じゃ絶対にありえない。日本では絶対に起こらないことがブラジルでは起きるので、言葉を選ばなければ、いかに日本人が素晴らしく、日本のレベルが高いかわかります」と語ってくれました。

監督については、「顔がすごく丸くて、口は小さくておちょぼ口で、チョビ髭なんですよ。いつも何を着てても半ケツが出ていたのが印象的でした」とコメント。司会から「監督はオダギリさんのことを褒めてましたよ」とつっこまれると、「僕も今監督のことは褒めたから、お互いに褒めあってますね」と返していました。

ジャングルでの撮影について質問されたときには、「いろんなインタビューで喋ってるから、もうなんか喋る気がなくなるんですよね。なんか違う話をしたいですね。ここにいるお客さんも初日に来るくらいだから、すでに何かしらの雑誌は読んでると思うんですよ。取材で話してなかったことはなんかないかなあ・・・」と、来てくれたお客さんのために、まったく新しい話題を提供しようと考え込むクリエーター的な一面も見られました。

オダギリさんは、本作のほか、韓国や中国など、ここ最近は国際的な活躍が目立ちますが「海外の映画ばかり出て調子に乗ってると思われたら嫌だな。僕は全然調子にのってませんから。日本からもオファーがあれば出ます。マスコミの皆さん、そこを強調しておいてくださいね」と、最後までマイペースで喋っていました。

PLASTIC CITY プラスティック・シティ』は、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿バルト9ほか全国順次公開中!

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2009/03/16 5:06

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