第81回アカデミー賞『スラムドッグ＄ミリオネア』が勝利
【アカデミー賞】日本時間23日、第81回アカデミー賞が発表されました。
『スラムドッグ＄ミリオネア』が9部門ノミネートのうち、最優秀作品賞を含む8部門（作品賞、監督賞、脚色賞、撮影賞、編集賞、作曲賞、録音賞、歌曲賞）で受賞し、圧倒的な強さを見せました。最多ノミネートされていた『ベンジャミン・バトン/数奇な人生』は、『スラムドッグ＄ミリオネア』が絡んでいなかった技術部門にあたるメイクアップ賞、美術賞、視覚効果賞の3部門での受賞となり、惜しくもブラッド・ピットは受賞となりませんでした。
その他の主要部門は、主演男優賞が『ミルク』のショーン・ペン、主演女優賞が『愛を読むひと』のケイト・ウィンスレット、助演男優賞が去年急死した『ダークナイト』のヒース・レジャー、助演女優賞が『それでも恋するバルセロナ』のペネロペ・クルスという結果に。ウディ・アレンの映画に出ればオスカーを取れるとはよくいいますが、本当にペネロペは取ってくれました。ケイトはゴールデングローブ賞でも主演女優賞と助演女優賞を取っており、本年度最も幸せな女優になったと言えます。
日本からは『おくりびと』が日本映画史上初の外国語映画賞を受賞。ついこの3日前に日本で日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞したばかりのご一行は、世界最高の栄誉も手にしたことになります。
また、日本映画ではもう一本、『つみきのいえ』が短編アニメーション賞を受賞しています。長編アニメーション賞は『ウォーリー』に輝きました。
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2009/02/23 15:50
