オダギリジョー仲良し親子『PLASTIC CITY』

『PLASTIC CITY』記者会見の様子

【ビターズ・エンド】去る2月3日(火)、有楽町・日本外国特派員協会にて『PLASTIC CITY プラスティック・シティ』の記者会見が行われ、監督のユー・リクウァイさん、主演のオダギリジョーさん、アンソニー・ウォンさんが登壇しました。

『PLASTIC CITY』は、オダギリさんの海外進出企画の第一弾となるものでブラジル、アマゾンをロケした作品。製作は中国・香港・ブラジル・日本合作というインターナショナルな国際色の強い作品になっています。

映画祭でも定評があるユー・リクウァイ監督は、「アジア出身の人々がブラジルでどういう生活をしているか興味があり、内向的なアジア人と外交的なブラジル人を対比させたら面白いと思いました」と製作のいきさつについて語りました。

この映画で、オダギリさんは単身でブラジルに滞在し、ポルトガル語のセリフに初挑戦しています。出演することを決めた理由は「飛行機では一番時間がかかるブラジルに行けると聞いて」とのこと。「3月から5月まで現地に行っていました。去年はブラジル日系移民100周年という記念すべき年でしたので、そういう時期にこの映画に出られたことを光栄に思います」と話していました。

オダギリさんはブラジル料理が気に入ったそうで「僕はブラジルで生きていけると思いました」と意外な感想も。すかさずアンソニーさんは「僕はブラジルには住めないと思った」と全く反対のことを言って笑いを誘い、二人の仲の良さがうかがえました。

日本でもアンソニーさんはオダギリさんからラーメンを御馳走になり、観光を満喫中だったとか。アンソニーさんは、オダギリさんにこの面前でカツラだとバらされ、「日本で買ったカツラは世界一です」と開き直っていました。『インファナル・アフェア』での渋い演技が記憶に新しいアンソニーさんですが、本人はとても面白い人で、ある日オダギリさんをサッカーに誘ったら、オダギリさんにこてんぱんに負かされたそうで、会見では「もう二度とサッカーはしないと決めました。オダギリさんは俳優じゃなかったらサッカー選手になってたと思う」と負け惜しみを言って笑わせました。オダギリさんが「チャーミングな人」と評したように、この日の会見は、アンソニーさんのお陰で、終始ほんわかしたムードに包まれた会見となりました。

場面写真

PLASTIC CITY』は、3月14日(土)ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿バルト9ほかにて全国順次公開。世界で日本が一番最初の公開となります。

オダギリジョーとアンソニー・ウォン

[PR] 戦国時代カードゲーム「秀吉軍団」好評発売中

2009/02/17 21:05

サイトのコンテンツをすべて楽しむためにはJavaScriptを有効にする必要があります。