西田敏行ハリウッド進出『ラーメンガール』舞台挨拶

西田敏行

【ワーナー】1月17日(土)新宿にて、『ラーメンガール』が公開初日を迎え、西田敏行さん、前田健さん、脚本家のベッカ・トポルさん、監督のロバート・アラン・アッカーマンさん、プロデューサーの奈良橋陽子さんが舞台挨拶に出席しました。

『ラーメンガール』はブロンドのアメリカ人女性が、日本のラーメン屋に弟子入りし、ラーメン作りに挑戦するハリウッド映画。ラーメンという日本の大衆食文化を通じて、アメリカ人と日本人の交流を描きます。主演は『8 mile』、『シン・シティ』など話題作が続くブリタニー・マーフィー。これまで『ラスト サムライ』、『SAYURI』、『BABEL』と、日本を舞台にしたハリウッドの大作映画に携わって来た奈良橋陽子さんがプロデューサーを務めており、すでにアジア・アメリカ・アフリカ・ヨーロッパ・オセアニア、世界22か国での公開が決定しています。西田敏行さんの本格的なハリウッド&世界進出映画としても注目されています。

この日、西田さんは、ジャケットにハットと小粋なスタイルで登場。元気良く壇上に駆けあがり、「世界に羽ばたくぞぉ!」とハリウッドスター入りを堂々とアピールしました。アッカーマン監督は「世界最高の名優の一人。ファンタスティック」と西田さんを大絶賛。アメリカでは映画を見た友人がみんな口をそろえて「この素晴らしい日本人は誰だ?」と聞いてきたと話してくれました。

脚本家のベッカ・トポルさんは日本文化に強く興味を抱き、大学は日本語を専攻、日本には1年間滞在しました。最初はうまくコミュニケーションがとれずに孤独を感じていたそうですが、怖くて入れなかったラーメン屋に勇気を出して入ってみたら、ご主人と奥さんがとても優しくて、親身になって接してくれたそうです。『ラーメンガール』は、日本人の優しい心への感謝の表現として書いたということを、片言の日本語で一生懸命話してくれて、観客席から温かい拍手が送られました。

終始ご機嫌だった西田さんは「アメリカで描かれる日本は勘違いしている描写が多いけど、この映画は日本文化を正しく受け入れてくれた作品。今は不況で大変だけど、日本の底力を見せましょう」と強く締めました。『ラーメンガール』はテアトル新宿にて公開中です。

『ラーメンガール』舞台挨拶
左から、奈良橋陽子さん、前田健さん、西田敏行さん、ロバート・アラン・アッカーマン監督、ベッカ・トポルさん。

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2009/01/19 4:28

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