つるの剛士『ザ・ムーン』イベントで大ボケ
【アスミック・エース】1月13日(火)、六本木のヒルズカフェにて、『ザ・ムーン』公開直前、大ヒット祈願イベントが開催され、つるの剛士さんが宇宙服で登場。シネマガが現地取材しました。
『ザ・ムーン』は、月面に降り立った宇宙飛行士たちのロングインタビュー(レコード映像の使い回しではなく、この映画のために新たに撮ったものです)と、NASAがずっと公開せずに保管してきた蔵出し映像で紡いだ一大ドキュメンタリー。日本公開版の主題歌は平井堅さんが歌う「Moon River」。ロン・ハワードの提供で月面着陸40周年を記念して上映されます。
宇宙服で登場したつるのさんは、おぼつかない足取りでステージにあがり、いきなり段差でつまずき、ひやっとさせました。「レプリカとはいえ、宇宙服は重たくて歩きにくい。着るのも大変で、僕は先にトイレに行くのを忘れたから大変なことになってます。昔ウルトラマンだったころは一瞬で月に行けたけど、本物は大変ですね」と笑わせました。
「新春一発目に縁起の良い映画を見せてもらったので、今年も良い感じでイケルと思います」とのりのりで語るつるのさん。映画については「月はいつも空に浮いてるけど、実際に行くのは大変。自分が生まれる前の1969年に初めて月に行って、現在までまだ月に行った人は12人しかいないんです。本当に月に行った人たちの言葉はひとつひとつに重みがあります。僕はこれを見て前向きな気持ちになりました。人間ってなんだろう。宇宙ってなんだろうと考えました」と、バカを売りにしたタレントにしてはしっかりしたコメントでした。羞恥心のメンバーは単にクイズに弱いだけで、本当は頭がいいんですね〜。
ところが、MCから「後ろの方のカメラを見てください」と言われると、つるのさん、背後にぐるっと振り向いてしまいました。「後ろって自分の後ろのことかと思った。やべえ」と大ボケをかましてくれましたが、シネマガが過去取材したイベントで「後ろのカメラを見て」と言われて自分の後ろを見てしまったおっちょこちょいは、いまだスザンヌさんとつるのさんの2人だけ。実は月面に降りた人数よりも少なかったりします…。
月の土地を持っている(けど権利書を無くした)というつるのさん。「子供が毎年ボンボンできて結婚式を挙げる暇がなかったけど、間に合うなら新婚旅行は宇宙に行きたい」と野望についても語ってくれました。「子供の頃から宇宙は僕の憧れでした。自分の買った月の土地に基地を作りたいです」と夢は大きいです。
ヒルズカフェは、今月18日(日)まで「『ザ・ムーン』カフェ」として営業中。カフェでは宇宙服や月の石、つるのさんのサイン入り手形などを展示。映画の世界をイメージした期間限定メニューが食べられます。ワンセグによる次世代通信サービス実証実験「ここなら」コミュニケーションサービスも実施中。アンケートに答えると宇宙食がもらえます(数量限定)。
『ザ・ムーン』は、2009年1月16日(金)より、TOHOシネマズ六本木ヒルズ他全国ロードショー。なお、TOHOシネマズでは、日曜の朝1/18と1/25の1・2回目は「ザ・ムーン・サンデー」として大人1000円、子供500円で上映。この回は、CO2削減のため、グリーン電力証書を利用した太陽光による上映となります。
2009/01/14 5:40