泣ける本『いけちゃんとぼく』が実写に!蒼井優アフレコ会見
【角川】1月8日(木)、練馬区のスタジオにて、『いけちゃんとぼく』の記者会見が行われ、漫画家の西原理恵子先生(44)、出演の蒼井優さん(23)、深澤嵐くん(12)が登場。蒼井優さんが大勢の報道陣の前で公開アフレコに挑みました。
『いけちゃんとぼく』は某テレビ番組で「最も泣ける本」の第1位に選ばれた西原理恵子先生原作の絵本を映像化したファンタジー映画。アニメーションではなく、あえて実写で映像化します。蒼井優さんはフルCGで描かれた不思議な生きもの「いけちゃん」を演じています。
蒼井さんは「3日間しか収録がなかったので完全燃焼できたかわからない」と謙遜していましたが、西原先生は蒼井さんの演技を見て「息子の落がきを起こしただけのチャチな絵なのに、蒼井さんが声をあてるなんて申し訳ない。もうちょっとちゃんと描いておけば蒼井さんらしい綺麗なイメージになったのにと反省しています。蒼井さんのお陰でいけちゃんがこんなにも上等になって、ありがたいです」と大絶賛していました。
いけちゃんというキャラクターの特徴は、感情にあわせて色や形が変化することです。嬉しいときには増えたり、困ったときには小さくなったりします。主人公よしおを演じる深澤くんは「いけちゃんの変化が楽しい」とイチオシ。「よしおと一緒に自分も成長できた」と、映画を通して学んだことも多かったようです。
深澤くんのコメントを受けて、蒼井さんは「キラキラしている子供達が沢山出ていて、ちょっとしたしぐさを見るだけでグッと来る。かつて子供だった人たちに、これを見て昔のことを思い出してもらえれば」とPRしました。
西原先生は今年で漫画家デビュー20周年を迎えますが、この年だけでも2本の映画化(「いけちゃんとぼく」、「女の子ものがたり」)、1本のテレビアニメ化(テレビ東京「毎日かあさん」)が決まっており、まさに飛ぶ鳥を落とす勢い。『いけちゃんとぼく』は角川映画の配給で、初夏、角川シネマ新宿ほか、全国ロードショーです。
2009/01/09 4:40