何としてもグランプリを取りたい『ブタがいた教室』

妻夫木聡

【日活】10月25日(土)渋谷にて、第21回東京国際映画祭のコンペティション上映作品に選出された『ブタがいた教室』の記者会見が行われ、前田哲監督と、主演の妻夫木聡さんが登壇しました。

『ブタがいた教室』は、学校の生徒達と食べるために飼ったブタを通して命の大切さについて描いた感動の実話。26人の生徒たちが、ブタを食べるか食べないかで意見が真っ二つにわかれて・・・。主題歌をトータス松本が担当。映画史上初、前売り券にベルマークがつくことでも話題になりました。

この映画の主役はあくまで子供達だと語る妻夫木聡さんは、これで初の教師役を演じています。妻夫木さんは、子供達と接するにあたって、自分のことを妻夫木と言わせず、あくまで役名である星先生と言わせることから始めていったそうです。

一度、ふざけている子供達を本気で叱ったことがあって、その後、子供達が「先生、ごめんなさい」と謝ってくれたそうで、「よしよし」と頭をなでていると、本当に子供達がたまらなく可愛くみえて、それは教師としての喜びを感じられた瞬間だったと言います。

「今も心は子供のまま」と語る前田哲監督は会見あたまからジョーク交じりの発言を続けていましたが、「この作品は僕の10本目の作品です。たぶんこれが僕にとって最後のチャンスになるから、映画祭では何としてもグランプリを取りたい。それも史上最多で受賞するように審査委員長のジョン・ヴォイトさんに頼んでください」と悪乗りがどんどんエスカレートしていき、妻夫木さんが監督をおさえつけて「賞はいりません。コンペティション部門に選出されただけでも名誉ですから」と必死でフォローするやりとりも見られました。それは、妻夫木さんの人柄の良さが伝わってくる会見といえるものでした。

『ブタがいた教室』記者会見

ちなみに、この会見の翌日、第21回東京国際映画祭、東京サクラグランプリが発表され、『トルパン』の受賞が決定。残念ながら『ブタがいた教室』はグランプリを逃しましたが、観客賞に輝きました。

『ブタがいた教室』は11月1日(土)よりシネリーブル池袋、新宿武蔵野館ほかにて公開。

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2008/10/27 0:29

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