『バイオハザード ディジェネレーション』ワールドプレミア

カプコン代表取締役社長・辻本春弘氏

【カプコン】10月10日(金)幕張。東京ゲームショウ2008にて、カプコン製作のCGアニメーション映画『バイオハザード ディジェネレーション』のワールドプレミアが行われ、カプコン代表取締役社長・辻本春弘氏が国内外の記者に向けて今後の経営方針についてスピーチしました。

カプコンは、以前よりゲームビジネスと映画ビジネスの融合について推進していましたが、ゲームコンテンツが売れれば映画が売れ、映画コンテンツが売れればゲームが売れるという相乗効果を狙って、今回は一歩踏み込んで、ソニー・ピクチャーズとの共同でゲーム「バイオハザード」のストーリーに忠実なCGアニメーション映画を製作。映画の上映にあわせてゲーム「バイオハザード5」を発表します。

僕も『ディジェネレーション』を見させてもらいました。映像は美麗。ストーリーも次から次へとクライマックスの連続。これは予想以上にオモシロイ。「バイオハザード」のゲームファンにはたまらない内容になっていて、さすが本家カプコンの製作だけあります。ミラ・ジョヴォヴィッチの実写映画を見て「ゲームと全然違うじゃないか!」と思った人にこそ見てもらいたいですね。テイストはゲームそのもの。ゲームにとにかく忠実なのがこの映画の見どころです。ゲームの主人公レオンが、ゲームのそれと全く同じルックスのまま映画に出てくるところが何より嬉しい(声優も同じというコダワリ)。かっこよくてワクワクします。

日本人にこれほどすごいCGアニメが作れるのかという驚きもありました。日本映画におけるCG技術は低いイメージがありましたが、一方で日本のゲームにおけるCG技術は世界一といってもいいクオリティだと僕も前々から思っていましたから、これで日本人に本気でCGをやらせたらすごいものができるという証明にもなったと思います。特に人の描き方がうまい。アンジェラというキャラが出てくるんですけど、絶世の美女とは彼女のことを言うのでしょう! ルックスもスタイルも完璧。CGだからすごい美女ができたもんです。作り物と思っていても、物凄く魅力を感じてしまう。ぜひチェックしてください。

バイオハザード ディジェネレーション』は、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントの配給で、10月18日(土)より、東京・新宿ピカデリー、大阪・梅田ブルク7、名古屋・ミッドランドスクエアシネマにて、2週間限定世界先行上映。

なお、17日(金)20:30から新宿ピカデリーにて神谷誠監督らを招いての前夜祭上映が開催される予定です。

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2008/10/11 18:49

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