『アイアンマン』ダウニーJr.が15年ぶりに来日
【ソニー・ピクチャーズ】9月3日、品川にて、『アイアンマン』の記者会見が行われ、主演のロバート・ダウニーJr.が登壇しました。
かつては主演級のスターだったのに、95年の『恋の闇 愛の光』以後、とんと主演作がなくなっていたダウニーJr.ですが、脇役で食いつないできたところ『アイアンマン』でいきなり主演スターに返り咲きました。しかも今回は『スパイダーマン』に匹敵するほどのヒーロー役を演じることになったのです。全米では公開されるや4日間で興収1億ドルを突破。この話題作がいよいよ日本でも公開されます。ダウニーJr.がこうして来日するのは、『チャーリー』以来、実に15年ぶりのことになります。
ブラック・サバスの名曲「Iron Man」にのせて会見のステージに登場したダウニーJr.は、横にあったアイアンマンのスタチューと握手をしておどけたり、テレビの生番組で慣らしたアメリカンユーモアを交えたトークで会場を大いに沸かせました。
ダウニーJr.は今回の大ヒットを受けて「誰も見てくれない映画ばかりに出てきたことに飽き飽きしてたんだ。今年は今までの人生で最高の年だね。25年もやってるんだから、1年くらいこんないい年があってもいいだろう」と、半ば自虐的にコメント。「『アイアンマン』は、野球と同じで、色々な人がいい仕事をしたから良い映画になった。これがヒットした一番の理由は、女性に受けたことだね」と分析しつつ「『セックス・アンド・ザ・シティ』は男性も見てるよ。女性に引きずられてね」と付け加えて舌を出し、記者達を笑わせました。
最後にダウニーJr.は「できれば今度は妻と息子を連れて日本を旅したい。みなさんも僕の家族と一緒に旅に参加してください。300人の記者達が付いてきたらどんなに楽しい旅になるかな。みんなありがとう」と記者へのリップサービスで締めくくりました。
さながら会見はダウニー劇場と化し、スタンドアップ・コメディならぬ、シットダウン・コメディが展開されました。
「このスタチュー、ホテルに連れて帰りたいね。これと一緒に夜を過ごしたいんだ」とニンマリしているところ。
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『アイアンマン』は9月27日(土)より、日劇3ほか全国ロードショー。
2008/09/04 0:15