インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
【パラマウント】日本でもオープニングから文字通りメガヒットを飛ばしている『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』。
前作から19年というブランクはあまりにも長かったですね。納得できる脚本が見つかるまで、それまでにM・ナイト・シャマラン、フランク・ダラボンらが脚本を作ってはボツになって、気がつけば19年経っていたそうです。最終的には『ジュラシック・パーク』のデヴィッド・コープの脚本が採用されましたが、コープの脚本はそれまでの3作のテイストを削ぐことなく、しっかりと続編として作られていました。次から次へと苦難を乗り越えて行く無鉄砲な大冒険はインディ映画ならでは。もちろんインディらしいユーモアも健在で、19年前の興奮がよみがえってくる作品になっています。
初めてインディ・ジョーンズが登場するシーンが良い感じです。ルーカスも言ってましたけど、ハリソン・フォードが帽子をかぶってインディの姿で出てきたときには(最初はシルエットで出て来ます)、何か魔法にかかったような、そんな印象さえあります。もうそれだけでも満足ですね。
今回も当然のこと監督はスピルバーグ。このシリーズに他の監督なんて考えられませんよね。ちなみに製作総指揮のルーカスはデジタル信奉者で、スピルバーグはフィルム信奉者。ルーカスはHDカメラでの撮影をすすめたそうですが、スピルバーグはすぐにつっぱねたそうですよ。
『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』は日劇1ほか全国拡大公開中。
公式サイト:http://www.indianajones.jp
パラマウント ピクチャーズ ジャパン配給
TM & (C)2008 Lucasfilm Ltd.. All Rights Reserved. Used under authorization.
2008/06/25 15:37