ディカプリオがテレビゲームの父を演じる
レオナルド・ディカプリオが、またまた偉大なる実業家の役を演じることになりました。
今回演じることが決まったのは、ビデオゲーム産業の父と言われるノーラン・ブッシュネル。パラマウントより「Atari」のタイトルで製作とのことで、ディカプリオ本人がプロデュースするようです。
ブッシュネルは世界最初のビデオゲームメーカー「アタリ」の創業者です。アタリで巨万の富を築きながらも他の事業では失敗。85年に破産しており、失業中の今も波乱の人生を送っています。
「アタリ」といったら世界初のアーケードゲーム「ポン」や、「ブロックくずし」で知られ、テレビゲーム好きの人なら知らない人はいない有名ブランド。囲碁の「当たり」が社名の由来でロゴマークが富士山というのは有名な話です。ブッシュネル退社後も会社は続いていて「エンター・ザ・マトリックス」は大ヒット商品になりました。
現在ディカプリオはスコセッシの「Shutter Island」を撮影中。ワーナーの実写版「Akira」やユニバーサルの「Blink」の製作業でも忙しいところ。ディカプリオのここ数年の快進撃には目を見張ります。これからもっとビッグになっていくんだろうなあ。
2008/06/10 18:01