ジェロが演歌でサチ・パーカーを祝福
【アスミック・エース】6月4日(水)新宿にて、『西の魔女が死んだ』の試写会があり、主演のサチ・パーカーが緊急来日しました。この報を聞いて、日本で初めての黒人演歌歌手ジェロがかけつけ「海雪」を歌って祝福しました。
サチ・パーカーは名女優シャーリー・マクレーンの娘。『西の魔女が死んだ』で日本映画デビューとなりました。母親からは「1日の撮影が終わったら、もとの自分に戻りなさい」と言われているそうですが、「でもなかなかそうもいかなくて、家に帰ってからも役が抜けないことがあります」と語ってくれました。
ジェロは『西の魔女が死んだ』を見て、亡き祖母を思い出したようで、サチの孫になることを宣言。喜んだサチはジェロの腕を抱きしめて「だって私おばあちゃんなんだもん!」と大はしゃぎ。ジェロに肩叩きをしてもらって、すっかり本当のおばあちゃんみたいになりました。
2人とも、まったくの訛りのない完全ネイティヴの日本語でしたけど、サチ・パーカーの日本語がおっとりして可愛いこと! 映画でも「I know.」というセリフ以外はすべて日本語でしたが、とても優しい日本語で、なんだか魔法の世界に来たような心地にさせられます。劇中おばあちゃんが作るトーストが本当においしそうでした。
ほとんどのシーンは森の中にある家で撮影されていますが、この家が緑とマッチして不思議な空間になっていました。この家は来年の1月4日まで一般公開中(山梨県北杜市)とのことで、東京からの各種ツアーも用意されているので、映画を気に入った方はぜひ本物を自分の目で確かめてみては。
『西の魔女が死んだ』は6月21日より全国一斉公開。
2008/06/09 3:29