カンヌ映画祭コンペティション これが気になる
カンヌ映画祭が開催されて盛り上がっている真っ最中なので、ちょっとここで今年のカンヌについて見どころを書かせてもらいます。
カンヌ映画祭とはいったいなんぞや?という方に簡単に説明すると、世界最大の映画のお祭りです。色々な映画を上映するのはもちろん、併設イベントも多数あって、大勢のセレブたちが参加する絢爛豪華なビッグイベントになっています。
映画の上映の他にも映画の国際見本市も平行して行われるのですが、このマーケットも世界最大規模。大勢の映画関係者が良い映画を発掘しにやってきます。とまあ、とにかく一言じゃ説明できない物凄いお祭りなんです。
この祭りで最も有名なのはコンペティション部門。厳格な審査で選ばれているため、この部門に出品できただけでもその映画の価値は保証されたものです。カンヌが権威があるのはそのため。映画作家なら一度はカンヌのパルムドール(最高賞)に憧れると言われます。
そこで、今年のコンペティション部門で僕が気になった作品を3本ここで紹介しておきます。
『Palermo Shooting(原題)』
ヴィム・ヴェンダース監督の作品。僕は写真を見ただけで引き込まれました。内容は不明ですが、ロック映画な予感。デニス・ホッパーも出てます。
『Synecdoche New York(原題)』
脚本家として有名なチャーリー・カウフマンの待望の初監督作品ということで話題になっています。フィリップ・シーモア・ホフマンが出てます。
『Che(原題)』
スティーヴン・ソダーバーグ監督作品なので有力ですかね。ベニチオ・デル・トロがチェ・ゲバラを演じています。カンヌらしい映画かも。
引き続き、カンヌの情報はこのブログにアップしていきますね。
2008/05/15 2:01