バグズ・ワールド
【トルネード・フィルム】最近は試写室に通い詰めるようにしているのですが、趣味で映画を見ていたときと違って、仕事で一日に何本も見る映画というのは結構しんどかったりします。たまに面白い映画に当たると、良い息抜きになります。
先日すごい映画を見ました。『バグズ・ワールド』。映画館で見るドキュメンタリー映画にはろくな映画がないのですが、これは面白かったです。
蟻の生態を追った記録映画で、あたかもドラマのように描いてありました。マクロカメラの性能もここまでレベルアップしたかと驚きました。まるで蟻が等身大の人間のように描かれているのですから。蟻の群れと群れが戦争を繰り広げるシーンのスペクタクルときたら、監督がいっているようにそれはまさに『スパルタカス』。
結構ショッキングなシーンもあります。無数の蟻が生きた大蛇を覆いつくすシーンには背筋が凍りつきました。
女王蟻の映像はまさに『エイリアン2』ですよ。音楽も『2001年宇宙の旅』の流星シーンみたいなちょっと怖めのものが使われていました。産卵している女王蟻を見るだけでも損はございませんぜ。
配給はエイベックス・エンタテインメントとトルネード・フィルム。
2008/04/27 2:46