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トピック「映画の”うんちく”の殿堂(仮称)」

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さて、シネマガの魅力はやはり管理人澤田さんの映画に対する造詣の深さ。いわゆる”うんちく”ですな。「フィルム・ロジック」とかも全部読んで感心したもんです。

また、映画の楽しみの一つもその”うんちく”であることは間違いありません。

映画論や映画技術・映画史などの高尚な話から、映画制作にまつわる裏話や監督の作品に対する思い入れのエピソード、はたまたきらびやかな俳優さんたちのびっくりなゴシップまで。そんな”うんちく”の一つ一つが映画鑑賞を楽しくしてくれます。

そこで、提案!

■シネマガを映画の”うんちく”の殿堂(仮称)にしましょう!

■作品や監督、俳優、スタッフなどについて、どんなささいなことでも、あなたの”うんちく”をひけらかしましょう!

■また聞きだろうが受け売りだろうが知ったかぶりだろうが、書いたもん勝ち!

■他の人が書いた”うんちく”にも、どんどん突っ込み入れましょう!

■最終目標は、出版!

では、どうぞ!

(いかしたトピック名、誰か考えて。。。)

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frost
では、取り急ぎ第一号を。
先ごろ、ポール・ニューマンが亡くなりましたが、ポール・ニューマンといえば「明日に向かって撃て!(Butch Cassidy and the Sundance Kid )」を思い出します。

この映画は当初、ポール・ニューマンとスティーブ・マックィーンの競演で企画が進んでおり、その時はマックィーンが演ずるはずだったSundance Kidの方がタイトルでも前。したがって、オリジナルタイトルは”The Sundance Kid and Butch Cassidy”だったらしい。

諸般の事情でマックィーンが降りてレッドフォードになったときに、二人の俳優の”格”にあわせて、ニューマン演ずる”Butch Cassidy”が先になったのだと。脚本家も苦労が多い。
2008年10月3日 22時55分
2
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ついでだから、第二号。

『雨に唄えば』でジーン・ケリーが雨の中で踊りまくる名場面。撮影時に彼は39度の熱を出していた。。。
2008年10月3日 22時57分
3
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kira
あまり知識はないのですが参加します(笑)

S・マックイーン&P・ニューマンの共演と言えば『タワーリング・インフェルノ』ですね。

うんちくと言えるかどうか分かりませんが、2大スターの名前はS・マックイーンを左側に、P・ニューマンを右側の少し上に同時に表示して、どちらも1番だよ的な出し方をしてましたね。

真偽のほどは分かりませんが、それぞれのカット数と出演時間も全く同じにしているとも言われています。
2008年10月4日 1時20分
4
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frost
なるほど、面白い。”豪華共演”作品はスタッフ側の苦労も並大抵ではないでしょうねぇ。カット数まで同じにしてたとは。。

kiraさん、知識なんかなくて全然平気です。映画そのものを観ていて気づいたこと、DVDの特典映像、本やネットで見かけた話、とにかくこのトピックに集積させましょう。私もIMDbから引っ張ってきてます^^:

ということで、今度の課題映画「ミスト」。フランク・ダラボン監督は「ラストシーンに絶対文句をつけない」という条件をディメンジョンフィルムに飲ませて契約したそうです。例のラストシーンに強烈なこだわりがあったんですねぇ。そうでもしておかないと、あのラストシーンには、必ず制作会社の重役が反対する。
2008年10月4日 10時11分
5
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jake
出版!!すごい目標ですね。

「ミスト」関連で一つ、ひけらかしてみます。

冒頭で、主人公(トマス・ジェーン)が書いていた絵(ほんの数秒しか出ていませんが…)を記憶しているでしょうか。

高く聳え立つ塔と薔薇、その前に立つガンスリンガー(ガンマン)が描かれた絵です。

これは、スティーブンキングの「ダークタワー」をイメージしたものではないかと思います。

あくまで予想なのですが、塔や薔薇は「ダークタワー」という作品のキーとなっているので、ほぼまちがいなしと踏んでいます。

こんな感じでよいのでしょうか?苦笑
2008年10月4日 17時09分
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シネマガ管理人
frostさん、なにやらすごい企画考えましたね(汗)

frostさんとは赤の他人同士なのに、なんだか裏でつながっていると思われたりして(笑)
照れるので、あまり僕の個人を表に出し過ぎないでくださいね。

しかし出版ですか? ものすごい目標を立てられてしまいましたなぁ(焦)ま、それくらいのノリで、深く考えずに気軽に気長にやっていきましょうや。

常連さんはこういうネタでも積極的に書いてくれるので嬉しいです。初心者の方も、ぜひ積極的に参加してもらいたいですね。
2008年10月4日 23時43分
7
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シネマガ管理人
frostさん、ほほう。
俳優の格の違いですね。
サンダンス・キッドとブッチ・キャシディは知りませんでした。そんな裏話があったとは。

アラン・ドロンとジャン・ポール・ベルモンドがクレジットの順番でもめたという話は聞いたことがありますね。

kiraさんもかいていたように、マックイーンとポール・ニューマンのあの映画での扱いは、映画ファンとしては感動的ですらありますね。

それと同じ感動が味わえるのが『ドラゴン・キングダム』。ジャッキー・チェンとジェット・リーがほぼ互角ですよ。出番の数もほぼ同じだし、重要度も同じ。クレジットでは縦と横に名前が表示されて順にも差別がありません。

『ミスト』のあの絵はjakeさんのいうとおり、「ダークタワー」らしいですよ。メイキングで言ってました。

『ミスト』ネタといえば、あの絵を描いていた人は、『スター・ウォーズ』、『インディ・ジョーンズ』、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』、『ブレードランナー』のポスターの絵も描いてますよ。
2008年10月4日 23時48分
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frost
何をおっしゃいますか、管理人さん、これだけのサイトを作ってきた人が。(あ、そういうあおりをあんまり入れるなということですね、承知いたしました)。

あおりは控えますが、管理人さんの”うんちく”はここに全部吐き出していただきます。全12巻くらいで出版しましょうねw。

さて、ミストの”キングねた”他にもあるかなと探してみると。。

・例のスーパーマーケットの横の修羅場と化す薬局の名前が”King's pharmacy"
・ダラボン監督は、キングに"Biker"役で出演を依頼したが断られた。この役は結局Brian Libbyという人が演じてます。。(どんな役だっけ?)
・スーパーで男が回転式の書籍ラックに突っ込む場面、ラックの本は実は全部キングの本。
・キングはメイン州が舞台のこの映画を、実はルイジアナロケで撮ったことに、映画を観ても気がつかなかった。

などなど、”あるかな”どころじゃなく、キングねた満載でした。

ちなみに、件の『ダークタワー』とはかなり関係が深くて、カーモディ婦人の"My life for you," という口癖は『ダークタワー』に登場する悪役Walter o'Dimの子分たちの口癖と同じなのだそうです。。from IMDb
2008年10月5日 2時15分
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豆酢
frostさん、呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃーん♪

…しかしながら、これは結構難しいお題。あんまり一般的ではない映画でもいいですかね(^^ゞ?

1990年、アーノルド・シュワルツェネッガー主演で映画化された「トータル・リコール」を覚えてらっしゃる方はおられますか?
まだ駆け出しの頃のシャロン・ストーンが、刺客役で登場したりしていました。この作品、監督はポール・ヴァーホーヴェンでしたが、元々はデヴィッド・クローネンバーグ監督が担当していた企画でした。フィリップ・K・ディックの原作小説の雰囲気はもっと冷ややかでシニカルなものなのですが、クローネンバーグはそれを最大限映像に生かそうとしていたそうです。ところが、製作側がセックスや暴力描写をふんだんに入れるよう強要。見解の相違を見たクローネンバーグは監督を降板し、作品の構想を根底から変更した上で、監督はじめスタッフ、キャストも大幅に入れ替えて製作されました。
個人的には、クローネンバーグがディックの世界を果たしてどのように料理したのか、とても観てみたかった作品のひとつですねえ。

映画製作において監督交代はよくある現象ですが、クローネンバーグ絡みでもうひとつ役に立たないトリビアをば。
2000年に製作されたメアリー・ハロン監督、クリスチャン・ベール主演のサスペンス・ホラー「アメリカン・サイコ」。原作小説は、全米で不買運動まで巻き起こしたブレット・イーストン・エリスの筆になる問題小説ですが、これも元々クローネンバーグ監督、レオナルド・ディカプリオ主演で企画されたものでした。ディカプリオが降板し、結局クローネンバーグも降板してしまいましたが、これが実現していればどんな映画になったかと思うと、ちょっと残念な気もしますね。
2008年10月7日 11時18分
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>豆酢さん

『トータル・リコール』にそんなウラネタがあったなんて。
さすがクローネンバーグにはお強いですね!

『アメリカン・サイコ』。これでクリスチャン・ベールは有名になったんですよね。名刺のシーンだけやたら印象に残ってるけど、他は覚えてなかったり・・・。しかしこれが最初ディカプリオだったとは。

最初はあの人がこれ、みたいなものを考えると、面白いですよね。『地獄の黙示録』はマーティン・シーンの役を当初はスティーヴ・マックイーンかハーヴェイ・カイテルがやるんだったかな。そんなことをきいた記憶がどこかにありますけど、それも想像すると面白いですね。オーソン・ウェルズも暖めてきたらしいですけど、ウェルズ版でも見たかった。
2008年10月7日 23時34分
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唐突に、何の脈略もなく、ほんの数行で書き込む。。

なんていうのも大歓迎です^^。

『八月の狂詩曲』に出演したリチャード・ギアは、黒澤監督からギャラの埋め合わせとして”念仏堂”(お寺)のセットをもらったらしい。
2008年10月8日 13時25分
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豆酢館長、ディープなコメントありがとうございます。クローネンバーグの『トータル・リコール』はぜひ観てみたかった。おばさんの着ぐるみとかもっとぐちょぐちょになってたかなぁ。。

そうかぁ、ちょっと難しいですかね。構えちゃうと書けなくなりますな。確かに。みなさん、そこらで見かけた話でいいんで気軽に書き込んでくださいね。
2008年10月8日 13時31分
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シネマガ管理人
>frostさん

お寺のセットをもらったってスゴスギ・・・。あまり嬉しくないでしょうけど・・・。

それから、「館長」という呼び方じゃ何のことかよくわからないので、「豆酢館長」みたいに初めてここに来た人でもわかるように書いてくれると助かります。
2008年10月8日 21時50分
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「緒方拳さんは、とってもドラえもんが好き。」

http://jp.youtube.com/watch?v=eKs4FMdaDaU

この動画の緒方拳さん、なんかとってもいいんだなぁ。。。合掌。
2008年10月12日 23時15分
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>frostさん

トリビア、その放送の回、見てましたよ。
緒形拳さん、実はドラえもんをテレビで見たことがないのに好きなんですよね。
2008年10月13日 3時52分
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kira
『ジョーズ』のレビューを書いてて思い出したのですが、ジョーズを演じたロボット鮫には「ブルース」の愛称がついていたそうです。

海中にレールを敷き、その上を走らせる(泳がせる)はずが、故障が多くて上手く動かなかったので、最初の1時間は背ビレだけの登場になったとか。

怪我の功名ですね(笑)
2008年10月29日 22時50分
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『ジョーズ』で思い出したことがもう2つ。

原作では海洋学者のフーパーはブロディ署長の妻と浮気をするし、最後は鮫に殺られてしまいますが、映画では浮気はせず、鮫からも逃げ切ってましたね。

あと原作者のピーター・ベンチリーが海水浴場からニュースを伝えるレポーター役で出てましたが、原作と設定を変えたのが原因で撮影中はスピルバーグとはあまり仲が良くなかったらしいです。
2008年10月29日 23時11分
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シネマガ管理人
>kiraさん

うひょー。『ジョーズ』にそんなネタがあったなんて。
知らなかったです。

原作でいう浮気云々は映画ではよくカットされますね。

そういえば『タイタニック』に出てくる潜水艇は『ブルース・ブラザース』を意識してジェイクとエルウッドって名前つけてました(笑)
2008年10月30日 22時28分

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