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散り行く花

Broken Blossoms
1919/アメリカ/60分
出演:リリアン・ギッシュ リチャード・バーセルメス ドナルド・クリスプ 
監督:D・W・グリフィス
原作:トーマス・パーク
脚本:D・W・グリフィス
撮影:G・W・ビッツァー

(データベース登録者:frost

偏差値:65.0 レビューを書く

究極のサイレント [100点]

宗教的挫折でズタズタになった中国青年(バーセルメス)の心と、父親の虐待ですでに死んでしまったかのような少女(リリアン・ギッシュ)の心のほんの束の間のふれあい。『国民の創生』や『イントレランス』で歴史的な大作をものしたグリフィスにこんなに繊細な感性があったとは。二人の感情をなくしてしまった表情がわずかにほころぶ様を見てると、思わず涙が・・・。サイレントなのに、すべての場面のセリフが心に残る、究極のサイレント映画。

2008/11/03 03:24

frost

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