真木栗ノ穴

2007/日本/ビターズ・エンド/110分
出演：西島秀俊　粟田麗　　木下あゆ美　キムラ緑子　北村有起哉　田中哲司　利重剛　
監督：深川栄洋
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あの場所を過ぎると、懐かしくて恐いところでした

古都・鎌倉、切通し。そこを過ぎたところに古いアパートがあった。
そのアパートでひとりの男が小説を書いている。名前は真木栗勉。売れない小説家だ。ただ、原稿に向かうだけの日々。
そんな彼に官能小説の執筆依頼が舞い込むが、書けるはずもなく時間だけが過ぎていく。そんな時、部屋の壁に小さな「穴」を見つける。そして穴の発見にあわせるように、白い日傘をさした女が隣に引っ越して来た。これが、夢とも現実ともつかない幻想の始まりとなった。真木栗は、取り憑かれたようにその穴からのぞき見たことを小説に書き始め、知らないうちに女の虜になっていくのだった…。

2008年10月18日(土)　ユーロスペースにてロードショーほか、全国順次公開