スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス

CG映画になってしまった・・・ [68点]

「スター・ウォーズ」の新作が作られると聞いたときにはぶったまげたものでした。と同時に、ものすごい不安感にもかられました。あの旧3部作は完璧といえるものでしたが、以前特別編が上映されたときには本編にあれこれと手を加えられてイメージを台無しにされたものですから、またあの二の舞にならないかと思ったものです。予想は大当たりでした。特別編で「こりゃ余計だろ」と思ったシーンばかりの2時間。CGがこんなにもうるさいものだったとは。場面の後ろの方でも色々なクリーチャーが動いてたりするけど、これが目障り。まるでカートゥーンを見ているような動きにがっかりです。ジェダイも強すぎて面白くないし、キャラクターにも魅力を感じません。衣装デザインもメイクアップもどぎつすぎて洗練されてません。C-3PO、ハン・ソロみたいな魅力的なキャラクターがいないのも残念だし、ダース・ベイダーのようなシンボルのようなキャラもいませんね。旧3部作に比べると、新3部作は紋切り型の展開とお絵かきみたいなキャラクターで、どうしても幼稚な印象を受けてしまいます。

とはいえ、また「スター・ウォーズ」の作品が見られたのはすごく嬉しかったので、ポッドレースのシーンなどは公開当時大画面で見たときにはかなり感動ものでした。

2008/07/25 20:49

シネマガ管理人

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