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ミラクル7号

長江7号/CJ7
2008/中国/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント/87分
出演:チャウ・シンチー シュー・チャオ キティ・チャン 
監督:チャウ・シンチー

偏差値:60.5 レビューを書く 読者レビュー(1)

全世界待望! 3年ぶりのチャウ・シンチー最新作は
超ビンボー親子と謎の地球外生命体が織りなすSFファンタジー巨編
香港映画界が生んだトップスターであり、笑撃の監督作『少林サッカー』『カンフーハッスル』で世界中を熱狂させた男、チャウ・シンチー。破壊力バツグンのナンセンスギャグと、負け犬の魂を、あたたかく描くヒューマンな持ち味で独自の“シンチー・ワールド”を築いてきた天才が、3年間の沈黙を破って全世界に放つ最新作がこの『ミラクル7号』だ。
本作『ミラクル7号』を製作するにあたって、ストーリーにインスピレーションを与えたのは、シンチーが若い頃に映画館で観たというスティーブン・スピルバーグ監督の『E.T.』だった。「『E.T.』を観るために、何度も映画館に足を運んだよ。SFというジャンルに新しい可能性を拓いたことにも驚いたし、いつか自分でもこんな映画がつくりたい、と思った。スピルバーグの作品が、僕が映画監督を目指す後押しをしてくれたんだ」そんなシンチーの言うとおり、本作にはSF要素がふんだんに盛り込まれており、『E.T.』の匂いをプンプンはなっている!!本作は、笑いと切なさとが渾然一体の“シンチー・ワールド”が、持ち前の魅力やエッジを損なうことなくさらに大きなステージに到達したことを証明する、《新生シンチー流》のSF大作なのである。

2008年、チャウ・シンチーYEARの幕開け
今や世界中から引く手あまたのシンチー。今年は『ミラクル7号』以外にも、本広克行監督、柴崎コウ主演作『少林少女』でエグゼクティブプロデューサーを務め、日本のコミック『ドラゴンボール』のハリウッド実写版にプロデューサーとして参加するなど、まさにシンチーYEARと呼ぶべき活躍を見せている。
『ミラクル7号』にはその幕開けにふさわしく、シンチーらしい遊びと驚き、そして感動がタップリ詰まっている!

≪ストーリー≫
小学生のディッキー(シュー・チャオ)と工事現場で働く父親のティー(チャウ・シンチー)は、いまどき珍しいほどの超ビンボー親子。学はないけれど実直なティーは、息子を名門校に通わせるために必死で働いている。ディッキーはそんなパパを誇りに思いながらも、度を越したビンボーっぷりのせいで同級生からイジメられている。そんなある日、ゴミ捨て場から謎の物体をティーが拾ってきたことから、ディッキーの暮らしに変化が訪れる。それは予想以上に「使えねー」地球外生命体だった!次第に友情を超えた家族のような絆が芽生え始めた時、ディッキー親子に最悪のピンチが訪れるが・・・?

6月28日(土)、シネマスクエアとうきゅう他全国ロードショー

『ミラクル7号』の元ネタは『ドラえもん』?

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