ちょっと違う切り口の映画ニュースをお届けするウェブマガジン


Star Wars
1977/アメリカ/FOX
出演:マーク・ハミル ハリソン・フォード キャリー・フィッシャー ピーター・カッシング アレック・ギネス アンソニー・ダニエルズ ケニー・ベイカー ピーター・メイヒュー デヴィッド・プラウズ ジェームズ・アール・ジョーンズ 
監督:ジョージ・ルーカス

偏差値:64.7 レビューを書く

遠い昔、遥か銀河系の彼方で・・・ [100点] [参考:2]

久しぶりに旧三部作を通して鑑賞。

いやー、しかし素晴らしい。ヘイデンが勝手に出てるバージョンだったので、全体的に新三部作的な色合いと言いましょうか、とにかくツヤツヤしてました。これはこれで新三部作との整合性が取れてるのでいいと思います。

純粋に23年前の映画とは思えないクオリティ。いいものはやはり時代の先を行っていた。特にキャラクターのデザインやそこから生まれる魅力がとても素晴らしい。C-3POやR2-D2、チューバッカみたいなお馴染みのキャラをはじめ、背景当然の異星人まで、しっかり作りこまれてる。

思うに、スター・ウォーズの人気はそっくりそのまま世界観の作りこみに直結してるのではないだろうか。若干胡散臭い所とかがまた良い。同盟軍は白が基調で、帝国軍は黒が基調というあまりに分かりやすすぎる構図。冒頭の白い船内を闊歩するダース・ベイダーとかそれだけで怖すぎる(でもストームトルーパーは白い)。他にも光線銃全盛の時代に遠距離戦でもライトセーバーがそれを圧倒できるとかもう。それを当たり前にしたのも含めて凄い。いや僕も小学校の頃、木の棒をライトセーバーに見立てて、ごっこしたクチですけど。

そして、スター・ウォーズは主人公ルークの冒険譚であり成長物語、二つの太陽が沈んでいくのを見つめるシーンは、その時のルークの感情を妙実に表してて、全6エピソード通じて一番好きなシーンです。マーク・ハミルもナイス演技だったのですが、スター・ウォーズ後ももうちょっと活躍して良かった気も。

今作は歴代シリーズの中でも内容もぎっしりで非常に濃い。書き出すとキリがないくらい。でもそれでいて、間延びした感じはない。だから何回観ても面白い。DVD買おうかな。ちょうど右に広告出てるし。

2010/06/04 22:21 (2010/06/05 06:19修正)

ハローメロウ

参考になりましたか?

この映画のレビューをまとめて表示する

スター・ウォーズ/帝国の逆襲 (SF映画夜話) 

『スター・ウォーズ』シリーズの2作目。1作目に劣らぬ大傑作で、ファンの間では最高傑作との呼び声が高い作品である。(作品クレジットはこちら) 1作目はキャラクター、セット、...

スター・ウォーズ

スター・ウォーズ セレブレーション・ジャパン開催 

7月19日(土)、幕張メッセにて、「スター・ウォーズ セレブレーション・ジャパン」が開幕。ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルが来日、トークショーに登場した。