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2007/日本
出演:織田裕二 豊川悦司 松山ケンイチ 鈴木杏 風間杜夫 西岡徳馬 小林稔侍 中村玉緒 藤田まこと 
監督:森田芳光

偏差値:52.2 レビューを書く

役者は良いんだけど、カメラが、、、 [30点] [参考:1]

このレビューはネタバレを含みます

映画館でみました。
オリジナルがあまりにも強烈で、特に新しい俳優がどうだか心配していましたが、思ったよりも良かったです。三船敏郎と織田裕二を比べるのが酷だということはわかりきっていたので、そこは期待せずに、、、
問題は、カメラ!
オリジナルの重量感がまるでなし。織田裕二の椿産十朗よりも何も、カメラが軽すぎる。白黒をカラーにしたのもあるでしょうが、かっ、、軽すぎる。
レンズなのか、アングルなのか、もう一度みないと何が理由で軽くなっているのか判断できませんが、オリジナルにみられた引き締まった構図はぜんぜん再現できていないと思います。
白黒をカラーにした前例としては、「サイコ』のリメークもありましたが、こちらの方がパステルで統一されたカラーが、今でも印象に残っているほど、良かったです。
意味のない、カラー撮影よりは、黒澤が当初やろうとしていた、部分着色(椿の色)をやった方が意味があったかと思います。
最後の決闘のシーンの「繰り返し」はさっぱりです。

2008/06/09 15:06

mildsevenlight

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